谷川万次郎

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谷川万次郎

読書が好き|日本史が好き|世界史も好き|ときどき登山に出かける|ときどき美術館にもいく|映画を観るのも好き|その他個人的におおおっと思ったことを書いてます。

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【読書】高野秀行(著)『ワセダ三畳青春記』を読了。

高野秀行(著)『ワセダ三畳青春記』という本を読了しました。 著者の高野秀行さんは、1966年東京都八王子市生まれです。 私よりも1年後輩ということになります。 同じ時代を生きてきたわけですが、大阪に生まれて、公立高校を卒業し、大学へは行かずに就職をした私とは、まった違った人生を歩んできました。 「青春」というのは、いつからいつまでのことを言うのでしょうか。 国語辞典で調べてみると、 と書かれています。 私の中では、「青春」というと学生がスポーツをしているというイメージがあ

    • 【読書】岸見一郎・古賀史健(著)『嫌われる勇気』を再読し始める。

      岸見一郎・古賀史健(著)『嫌われる勇気』を再読し始めています。 初めてこの本を読んだのは、恐らく10年近く前のことだったと思います。 再読したいと思っている本は、たくさんあります。 しかし、新しく読みたい本が次々と現れるため、どうしても再読の優先順位は下がります。 初めて読む本は、新しい景色を見させてもらえます。 そして2回目に読む本は、前に読んだときのことを思い出しながら読みます。 当然ですが、本に書かれていることは何ひとつ変わりません。 しかし、読む方の自分の経験や考

      • 【読書】後藤宗明(著)『自分のスキルをアップデートし続けるリスキリング』という本を購入。

        後藤宗明(著)『自分のスキルをアップデートし続けるリスキリング』という本を購入しました。 「リスキリング」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。 この本によると、リスキリングとは と書かれています。 サービス残業やハラスメントが、全くなくなったとは言えませんが、流石に最近では、昭和から平成の初期のようなブラック企業は少なくなったのではないでしょうか。 昭和時代に比べると、企業はかなりホワイト化しました。 しかし、今はそんな次元ではないようです。 諸外国から見ると、日本

        • 【読書】澤円(著)『メタ思考』|余裕を失うと判断ミスをする

          人間は、余裕を失ったときに判断ミスをしてしまいます。 ダニエル・カーネマン(著)『ファスト&スロー』でいうところの、「システム2」を働かせることなく、「システム1」がミスを犯してしまうのです。 こういった人間の心理を利用したやり方が、「本日限り!」だとか「残りわずか!」とかいう広告です。 人間は、損をしたくないという感情が強く働きます。 今買っておかなければ損をするという思考に陥ってしまうのです。 余裕を失うのは、時間がないときだけではありません。 お金がなかったり、空腹

        【読書】高野秀行(著)『ワセダ三畳青春記』を読了。

        • 【読書】岸見一郎・古賀史健(著)『嫌われる勇気』を再読し始める。

        • 【読書】後藤宗明(著)『自分のスキルをアップデートし続けるリスキリング』という本を購入。

        • 【読書】澤円(著)『メタ思考』|余裕を失うと判断ミスをする

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          【読書】高野秀行(著)『ワセダ三畳青春記』|新生活をはじめられた方におすすめの本。

          早いもので4月も後半となり、ゴールデンウィークを間近に控える時期となりました。 大学入学や就職によって、親元を離れて初めて一人暮らしをされている方も多いと思います。 恐らく、自分一人のスペースができたと、快適に過ごされていることでしょう。 あなたの部屋は、どのくらいの広さですか。1K、もしくは1DKでしょうか。 築何年ですか。鉄筋コンクリート造でしょうか、それとも木造でしょうか。 賃貸物件もいろいろあって、あれこれ迷いながら選ばれたことでしょう。 新しい生活にも慣れてきた

          【読書】高野秀行(著)『ワセダ三畳青春記』|新生活をはじめられた方におすすめの本。

          【読書】澤円(著)『メタ思考』という本を少しだけ読み進める。

          澤円(著)『メタ思考』という本を、少しばかりですが、読み進めました。 内容は、ものすごく理解できることが書かれています。 しかし、書かれていることをそのまま実践するのは、とても難しそうです。 読んだ本の内容は、直ぐに忘れてしまうものです。 それでも、確実に脳の中に刻み込まれます。 いま直ぐに行動を起こすことができなくても、何ヶ月後かもしくは何年か後に、何らかの形で実践できるかもしれません。 そのときに、本当の意味での理解ができるのでしょう。

          【読書】澤円(著)『メタ思考』という本を少しだけ読み進める。

          【読書】澤円(著)『メタ思考』という本を購入|読書をすることで、気持ちを前向きに切り替えたい

          澤円(著)『メタ思考』という本を、購入しました。 何度か本屋さんで見かけたのですが、今まで手に取ることはありませんでした。 タイトルだけを見ても、あまり惹かれなかったというのが正直なところです。 「メタ」という言葉を、最近よく耳にします。 facebookがmetaに社名変更したのは有名です。 仮想空間のことを、「メタバース」と言います。 メタタグ(メタディスクリプソン)というものもあります。 「メタ」には「高い次元の」とか「超越した」という意味があります。 「メタ思考」

          【読書】澤円(著)『メタ思考』という本を購入|読書をすることで、気持ちを前向きに切り替えたい

          【読書】pato(著)『文章で伝えるとき一番大切なのもは感情である。』|「キモい」「エモい」は禁止

          pato(著)『文章で伝えるとき一番大切なものは感情である。』と言う本を、読み進めています。 人気のライターさんが書かれた著書だけに、非常に読みやすく、そして楽しい文章で構成されています。 著者の中でpatoさんは、「キモい」「エモい」という2つの言葉は使わないと書かれています。 私自身も、この2つの言葉は普段からあまり使わないのですが、似たような言葉に「ヤバい」があります。 「ヤバい」という言葉は、最近ではあまり使わなくなりましたが、少し前まではよく使っていました。 本

          【読書】pato(著)『文章で伝えるとき一番大切なのもは感情である。』|「キモい」「エモい」は禁止

          【読書】pato(著)『文章で伝えるとき一番大切なのもは感情である。」という本を読み始める。

          pato(著)『文章で伝えるとき一番大切なものは感情である。』と言う本を、読み始めています。 この本は先日、「丸善 日本橋店」で購入した本です。 最近、こういった文章に関する本が棚に置かれていると、ついつい手に取ってしまいます。 『文章で伝えるときいちばん大切なものは感情である』というタイトルが書かれている表紙を見ただけで、これは買わなければいけない、買うべきだ、と思わせられました。 まだ読み始めたばかりですが、文章に関する本ということで、非常にわかりやすく書かれています

          【読書】pato(著)『文章で伝えるとき一番大切なのもは感情である。」という本を読み始める。

          【読書】高野秀行(著)『ワセダ三畳青春記』を更に読み進める

          現在私は、横浜市内のとある集合住宅に住んでいます。 隣の部屋とは、壁一枚で隔てられているだけです。 しかし、お隣に住んでいる方と、お会いしたことはありません。 また、賃貸契約も大手の不動産屋さんを通してなので、大家さんがどんな方なのかも知りません。 『ワセダ三畳青春期』の舞台である 「野々村荘」は、いわゆる下宿屋というところでしょうか。 トイレ、炊事場が共同なので、同居者とは殆ど共同生活になります。 もちろん、お風呂はありません。 今、逆にこのような物件があれば、人気が出

          【読書】高野秀行(著)『ワセダ三畳青春記』を更に読み進める

          都会の大型書店でお買い物

          飲み会が始まるまで少し時間があったので、「丸善書店・日本橋店」に向かいました。 店内に入ってみると、当たり前ですがそこは本だらけの世界でした。 大量の本棚の間を歩いていると、本の海の底をダイビングしている気分になります。 もちろん、殆どが読んだことのない本ばかりが並んでいますが、そんな中に以前読んだことのある本が平積みされているのを見つけると、「頑張れよ!」って声をかけたくなります。 今回、「丸善書店・日本橋店」で、大量の本の中から選んだのが、pato(著)『文章で伝える

          都会の大型書店でお買い物

          【読書】高野秀行(著)『ワセダ三畳青春記』を読み進める

          月に何度か、不定期ではありますが、東京都内で仕事があります。 あまり電車での移動が好きでなく、普段は車を使うのですが、夜に飲み会があるとそうもいかず、朝から満員電車に乗り込みました。 いつもの通り乗客を見渡して、読書をしている人を探しましたが、残念ながら今日もいませんでした。 殆どの人はスマホで何かをしています。 スマホひとつでいろんなことができるので、何をしているのかは分かりません。 中には、電子書籍を読んでいる人もいるのかもしれません。 私は、高野秀行(著)『ワセダ三

          【読書】高野秀行(著)『ワセダ三畳青春記』を読み進める

          【読書】高野秀行(著)『ワセダ三畳青春記』を読み始める

          高野秀行さんの「第28回 植村直己冒険賞」受賞を祝して、という訳ではありませんが、『ワセダ三畳青記』という本を読み進めています。 この本は、noteの記事にコメントをいただいた方に、お勧めしてもらった作品です。 まだ、読み始めたばかりですが、すでに笑いのツボが満載です。 本のタイトルから、森見登美彦さんの『四畳半神話大系』を思い出しました。 四畳半でもかなり狭いだろうなと思っていましたが、三畳となると全く想像ができません。 でも、なぜか楽しそうです。 子供の頃、段ボール箱

          【読書】高野秀行(著)『ワセダ三畳青春記』を読み始める

          高野秀行さん、「第28回植村直己冒険賞」受賞、おめでとうございます。

          高野秀行さんが、「第28回植村直己冒険賞」を受賞されていました。 発表は2月16日でした。 遅ればせながらではありますが、おめでとうございます。 今回、「植村直己冒険賞」を受賞されたのは、山田高司さんと高野秀行さんのチームと、田中彰さんと大西良治さんチームの4名でした。 そんなこと全く知らずに私は、『トルコ怪獣記』、『アジア新聞屋台村』、『怪魚ウモッカ格闘記』と、高野秀行さんの作品を読んで、一人で笑っていたのでした。 高野秀行さんの凄いところは、世界中の辺境地を冒険しな

          高野秀行さん、「第28回植村直己冒険賞」受賞、おめでとうございます。

          【読書】古賀史健(著)『取材・執筆・推敲 書く人の教科書』|文章はリズム感が大切

          古賀史健(著)『取材・執筆・推敲 書く人の教科書』と言う本を読み進めています。 現在、第7章「原稿をつくる」を読み進めているところです。 文章を書く勉強をしてきて、改めて日本語って難しいな感じたのは「敬語」でした。 そして次に難しいと感じたのは、意外にも読点の付ける場所です。 『取材・執筆・推敲 書く人の教科書』によると、もともと日本語には句読点というものはなかったのだそうです。 現在のように句読点が一般化したのは、明治時代の後期になってからだとか。 歴史が浅いということ

          【読書】古賀史健(著)『取材・執筆・推敲 書く人の教科書』|文章はリズム感が大切

          【読書】井原忠政(著)『三河雑兵心得❻鉄砲足軽仁義』を読了|「本能寺の変」で時代は大きく変わる

          井原忠政(著)『三河雑兵心得⑥鉄砲足軽仁義』を、読了しました。 武田家が滅亡し、僅か3ヶ月後の天正10年(1582年)6月2日、「本能寺の変」が起こります。 この日を境にして、戦国時代は大きく流れを変えます。 『三河雑兵心得』シリーズは、現在13巻まで発売されています。 なかなか追いつかないのですが、地道に読み進めていきたいと思っています。

          【読書】井原忠政(著)『三河雑兵心得❻鉄砲足軽仁義』を読了|「本能寺の変」で時代は大きく変わる