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【読書】高野秀行(著)『アジア新聞屋台村』を読んで、記事の書き方を学ぶ。

インターネットが普及して、紙の新聞を読む人は少なくなりました。電車に乗っても、紙の新聞を読んでいる人なんて、ここ数年見たことがありません。
私も、日本経済新聞を愛読していたのですが、最近はあまり読まなくなってしまいました。
それでも駅の売店やコンビニには新聞が売られているので、それなりに需要はあるのだと思います。

新聞には、たくさんの記事が掲載されています。それをほぼ毎日発刊しているのですから、考えたら凄いことです。
記事の数だけ、その記事を書く人がいる筈だからです。

新聞の記事の目的は、読書に事実を伝えることです。
基本的には、取材などをして得た一次情報に基づいた記事を掲載しています。いい加減な、事実でない記事を掲載してしまったら大変な事になります。

大手の新聞社が発刊する新聞は、そいうものでしょう。しかし、新聞と言っても世の中にはいろんな新聞があります。地方新聞もあれば、スポーツ新聞もあります。各種業界に向けた、専門的な新聞もたくさんあります。

高野秀行(著)『アジア新聞屋台村』に出てくる「エイジアン」が発刊する新聞は、日本に住む外国人向けの新聞を発刊しています。
「エイジアン」は、日本の大手新聞社とは、少し違った作り方をしています。
ある意味、なんでもあり的な作り方です。

『アジア新聞屋台村』は、ノンフィクション作品なのですが、本当に笑えることの連続です。登場する人物も、ユニークな人ばかりです。
そんな作品ですが、正しい新聞の作り方や、記事の書き方を学ぶことができます。
そして、新聞を読みたくなるのです。

読書をすると、数ミリだけかもしれませんが、生きていく方向性が変わるから不思議です。
ほんの数ミリ変わるだけでも、長い目で見ると、将来大きく変わっていくのです。
1日に10分でもいいので、読書をすることをオススメします。

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