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【登山】『甲斐駒ヶ岳』登頂について、もう少し詳しく。

昨日はほとんどの時間を、ネット環境のない所にいたので、簡単な投稿しかできませんでした。
本日は、『甲斐駒ヶ岳』についてもう少し詳しく書きたいと思います。

『甲斐駒ヶ岳』は南アルプスにある山で、標高は2,967メートルです。
カッコいい山容をしており、「南アルプスの貴公子」と呼ばれています。

『甲斐駒ヶ岳』に登るルートは主に、山梨県側から登る「黒戸尾根ルート」と、長野県側から登る「北沢峠ルート」があります。
「黒戸尾根ルート」は標高差2,197メートルあり、日本三大急登の一つとなっています。
コールタイムで9時間10分です。
かなり健脚の人でないと、登るのは厳しいルートです。

今回、私が登ったのは、「北沢峠ルートです。」
登山口のある北沢峠の標高は2、032メートルあり、ここまではバスで登ることができます。
なので単純に「北沢ルート」の標高差は935メートルということになります。
とはいえ登り返しもあり、コースタイムは4時間20分で、簡単に登れるコースではありません。
それでも、「黒戸尾根ルート」に比べると非常に登りやすく、人気のルートになっています。

山頂直下は、「岩場直登コース」と比較的歩き易い「巻道コース」に分かれます。
今回私は、無謀にも「岩場直登コース」に挑戦をしました。
そのために先日、ヘルメットも購入したのでした。
この「岩場直登コース」は、かなり危険です。
正に、岩をよじ登っていかなければならないのです。
クライミングの技術も必要になります。
私は、ここで体力的にも精神的にも、エネルギーを使い果たしてしまいました。

標高が高くて空気が薄いということもあって、少し歩いただけで息が上がってしまいます。
下り道は「巻道ルート」を降りたのですが、足が攣りそうになってヒヤヒヤしながら歩きました。
結果的にコースタイムを大幅にオーバーし、帰りの4時発の最終バスにぎりぎり間に合うという、必死の山行になりました。

今回の登山の反省点は、兎に角体力不足であったということです。
そして、前日少しお酒を飲みすぎたというのもあり、寝不足でもありました。
そして暑さです。
気温はそんなに高くなかったのですが、体を動かすと汗をかき、水分不足になります。

山を舐めてはいけないと、改めて感じさせられました。
それでも頂上では、360度パノラマの絶景で、仙丈ヶ岳、北岳、鳳凰三山、富士山、八ヶ岳、北アルプスに中央アルプスも、全て眺める事ができました。
こういう景色が見れるので、辛い事があっても、登山はやめられないのです。

山頂の標識
仙丈ヶ岳
北岳
鳳凰三山と富士山
山頂の岩陰に咲いていた「イワウメ」と「ミヤマキンバイ」




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