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【読書】垣根涼介(著)『君たちに明日はない』を、読み進める。

垣根涼介(著)『君たちに明日はない』という小説を、読み進めています。

大企業が業績が悪くなったり、不正問題が発覚したりすると、その後に新聞記事になるのは、大抵、早期退職といった人員整理の記事です。
千人以上の規模になることもあり、その人たちの家族も含めると、倍以上の人の人生が大きく変わることになります。
実際にそういった人員整理が、どの様に行われているのか、その詳細まで新聞記事になることは、先ずありません。

会社のために一生懸命働いてきたつもりなのに、突然、必要のない人材だと言われるのです。
幸い私はまだ、その様な経験はありませんが、突然、言い渡されると、かなりショックであることは間違いありません。
言い渡される相手が、自分の会社の上司や人事部の人なら、まだ納得できるのかも知れませんが、外注先の業者の人間だと、やるせなさは倍増するでしょう。

世の中、やりたくない仕事や苦手な仕事は、なんでもアウトソーシングの時代になりました。ということは、人がやりたくないことに、ビジネスチャンスがあるはずです。
今から、人がやりたくなくて、必ず需要があることを見つけて、スキルを磨いておくというのが、リストラに会ったときの対策になるのかも知れません。

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