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『梅田 蔦屋書店』さんの、終わりのない本棚

『梅田 蔦屋書店』へ行ってきました。
蔦屋書店さんは、どこのお店に行っても、本当にオシャレな本屋さんです。
私にとってはTDLやUSJのような、夢の世界です。

『梅田 蔦屋書店』さんの特徴は、なんと言っても店内をぐるっと囲む形で設置されている、丸い本棚です。
フロアガイドを見ると、まるで陸上競技場のようです。

この丸くなっている本棚を1周するだけでも、存分に楽しめます。
当然、内側のカフェと外側が通れるように何ヶ所かは切れてはいるのですが、永遠と続く本棚のように感じます。
更にぐるぐる回れば、正に本のメリーゴーランドです。

本屋さんというところは、だいたい一人で来られる方が多いところです。しかし、「梅田 蔦屋書店」さんは少し違います。
友達と一緒だったり、恋人と一緒だったりする人が、普通の本屋さんよりは断然多いのです。

そしてみなさん、並べられている本を見ながら、会話を楽しんでいます。
本屋さんって、あまり喋ってはいけない雰囲気があるのですが、こういうのもちょっといいなと思いました。

蔦屋書店さんは、本屋さんという空間を楽しめるように考えられています。
独立系の小さな本屋さんも好きですが、都会の大型書店も楽しいものです。
独立系書店も、大型書店も、事業として継続していくために、来られたお客さんが楽しめるように考えられています。

『梅田 蔦屋書店』に行って、本を買って読むことだけでなく、本屋さんという空間も、もっと楽しみたいと感じました。
本をあまり読まないという方も、本屋さんに行けば新しい発見があります。
アルゴリズムだけに支配されていない、書店員さんの手で、1冊ずつ並べられた本棚がそこにはあるのです。

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