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【読書】pato(著)『文章で伝えるとき一番大切なのもは感情である。』|「キモい」「エモい」は禁止

pato(著)『文章で伝えるとき一番大切なものは感情である。』と言う本を、読み進めています。
人気のライターさんが書かれた著書だけに、非常に読みやすく、そして楽しい文章で構成されています。

著者の中でpatoさんは、「キモい」「エモい」という2つの言葉は使わないと書かれています。
私自身も、この2つの言葉は普段からあまり使わないのですが、似たような言葉に「ヤバい」があります。
「ヤバい」という言葉は、最近ではあまり使わなくなりましたが、少し前まではよく使っていました。

本のタイトルの通り、「文章で伝えるとき一番大切なもの」は感情です。
その感情を「キモい」、「エモい」や「ヤバい」という一言で終わらせてしまうのはとても勿体無い話です。

そもそも、感情を文章化できるのは人間だけです。
犬や猫は、感情を文字で表すことはできません。というか言語化すらできないのです。
犬ならばせいぜい尻尾を振るか、尻尾を垂れるくらいでしょうか。
極端な言い方をすれば、「キモい」や「エモい」という言葉は、犬の尻尾のようなイメージです。

自分の中に発生した感情を紐解いていきながら、文章化することが大事です。
なぜ嬉しいのか悲しいのか、どのくらい怒っているのか楽しいのかを紐解きながら文字にしていきます。
これが意外と、急にやれと言われてもできないものです。

普段良く使っているLINEなどのメッセージでは、「キモいね」とか「エモいね」の一言は、確かに便利です。
それでも、できる限り使わないほうがいいでしょう。
少しでもいい文章を書きたい、文章力を上げたいと考えている方は、きちんと自分の感情を紐解いて、文章化する習慣を身につけておくことをおすすめします。

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