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【読書】酒井邦嘉(著)『脳を創る読書』を読了。

酒井邦嘉(著)『脳を創る読書』という本を読了しました。
言語脳科学の専門家の方が書かれた本で、読書をすることによるメリットが再確認できる内容です。
具体的にどんなメリットあるのか、私なりにまとめてみました。


脳の先読み

読書をする習慣を長く続けていると、自然と文章を読むスピードが早くなります。本に書いている内容を予測して、先読みができるようになるのです。更に文章の内容によっては、飛ばし読みのようなことをしても、かなり精度の高い読書ができます。しかし、難しい文章や、自分に知識の無いジャンルの文章になると、予測ができなくなるため、読むスピードは一気に落ちてしまいます。
読書の目的が、新しい知識を習得するためであれば、読むスピードには関係なく、理解して納得するようにして読む必要があります。

行間を読む

例えば歴史小説を読んでいて、本能寺の変が起こったとき、織田信長や明智光秀が何を考えていたかは書かれていなかったとしても、「きっとこう考えたに違いない」と想像します。読書をしているときはこうやって、無意識のうちに行間を読んでいます。そんなところが読書をすることの楽しいところです。
読書をするということは、こういったことの繰り返しなので、自然と想像力が豊かになります。想像力が豊かになると、日常生活でも相手の表情や仕草を見て、何を考えているのかわかりやすくなります。

文章力が身に付く

読書をしながら行間を読むということは、想像力で足りない情報を補っていくということなので、言語能力が鍛えられます。想像力と言語能力が高まると、文章力も高まります。相手がこの文章を読んで、どう考えるだろうかと、想像をして文章を書くことができるようになるからです。さらに言語コミュニケーションを円滑にできる効果も高まります。

もし、読書をしていなかったら

私自信、そんなに読書量がめちゃくちゃ多いとは思いませんが、一般的な58歳の男性の中では、多く読んでいる方だと自負しています。もし、読書をしていなければ、今の私の脳は創られていなかったということになります。たいした脳ではありませんが、読書をしてきたからこそ、今の脳があるわけです。もし、読書をしていなかったらと思うと、ゾッとします。


⚠️この記事は、書籍の要約とかいうものではありません。私が感じたことを書いたものであり、書籍の内容とはズレている部分が多くあります。


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