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【読書】福本武久(著)『新島襄の青春』を読み始める。

福本武久(著)『新島襄の青春』という本を、読み始めています。
この本は昨年の11月に、とある古本屋さんで購入し、今までずっと、本棚に立てかけたままになっていたものです。
先日、何気に本棚を眺めていたら、目が合ってしまったのです。そう、本棚の本は、時々私に話しかけてくるのです。これが電子書籍だと、話しかけてくることもないし、目が合うこともありません。

この本、読み始めると中々面白く、何故今まで読まなかったのだろうと思っているところです。
私にとって新島襄という人物のイメージは、大河ドラマ『八重の桜』で演じていた、オダギリジョーさんでした。
しかし、本の表紙になっている新島襄の写真は、オダギリジョーさんとはかなり印象が違います。髷を結っているので、アメリカに渡る前の写真だと思われます。『八重の桜』で登場した新島襄は、日本に帰国してからでした。

この時代にアメリカに渡った人といえば、中浜万次郎(ジョン・万次郎)が有名です。登場はしませんが、少し、この物語りにも話は出てきます。
この時代、脱藩ですら犯罪であったのに、脱国は今で言うと宇宙に飛び出すようなものだった筈です。

この時代に生きた人の物語りは、何故こんなに面白いのでしょうか。
いろんなところで、いろんな人と繋がっているというのも特徴的です。
変化のある時代というのは、当人たちにとっては大変だったかもしてませんが、この時代を乗り越えたからこそ、今の日本があるのです。

思いを明治維新前にタイムスリップさせて、読了するまで楽しみたいと思っています。

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