残念ながら本を読む時間がありません。夏季休暇中はあんなに読書三昧だったのに残念です。
改めて、二宮金次郎さんは偉いなと思います。今でいう、マルチタスクをやっていました。

二宮金次郎さんに、似たような絵面の写真がありました。

最近は、登山をするにもスマホは必需品です。人気のある登山道だと、ほとんどのところで電波が届きます。昭和生まれの昭和育ちのおじさんにとっては、これは信じられないことなのです。
PHSという仕組みの携帯電話もどきのものが出てきた時は、感動的だったのですが、都会でも電波が届く範囲は限られており、残念ながらほとんど使い物になりませんでした。

携帯電話が普及しても、１０年ほど前までは、地方に行けば電波は届かず、「圏外」という表示にがっかりしたものです。
それが今では、北アルプスの標高3000メートル級の山小屋の周辺や登山道でも電波が届いてしまうのが凄いことなのです。ただ、あまり過信することはできません。やはり基本的には「圏外」と考えておいた方が無難です、特に見通しの悪い樹林帯や谷間に降りると、ほとんど電波は届きません。

携帯電話の電波は届かなくても、GPSは衛星の電波使っているので、地図をダウロードしておけば、ナビゲーションとして使うことができます。このシステムが、今の登山では必須となっており、紙の地図を見ることはまずありません。そして登山計画書もスマホで届けるという、便利な世の中になりました。そんな訳で、歩きスマホをしながら登山をする人も増えています。
気をつけたいところです。

今日は久しぶりに山に登ってきます。Kindleで小説でも読みながら登ろうかと考えたりもしましたが、そんな余裕はないと思います。