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カラー戦略マガジン 024号「色気より食い気 ~自分にとっての『色気』と『食い気』はなにか~」

本日のお題


色気より食い気

(いろけよりくいけ)


こちらのことわざの意味は・・・

色欲より食欲を優先する。
転じて、見た目や形より実質をとることのたとえ。
 
(出典:「kotopawa」)

だそうです!
 
異性や恋愛に興味が無い男女に対してのことわざだと思っていましたが、それだけではなく、もっと深い意味があったのですね。
 
「見た目や形より、実質をとる」…本日はこちらの「実質」とはなにかを、深掘りして参ります!



本日の内容を画像でダイジェスト




税理士業・会計士業の方に激怒プンプンされるやつです!


これは良い子の皆さんにはおススメできないことなのですが、、、私は一応会社経営者ですが、決算書などの数字は、見てもすぐに忘れてしまいます。汗
 
毎月の数字も、然りです。汗
 
なので、データ分析などもしたことが無いです。爆
 
(このメルマガを読んでくださっている税理士業・会計士業の皆様、、、私のことをブン殴りたくなると思いますが、しばしの間だけ、堪えてくださいませ)
 
なので私は、そういう自分を「数字に弱い」と思っていましたが、そうではなく「数字に関心が無い」という言い方が正確なのだと最近気付きました。
 
何回、顧問税理士から説明されても「こんな自分じゃダメだ!ちゃんと数字を見よう!」と一念発起しても、関心が無いものは無い!ので、全く頭に入ってきません。
 
しかし!
 
なんとか会社の経営はできていまして、弊社はお陰様で、もうすぐ9期目を迎えます(2021年9月15日時点)
 
一般的に、創業して3年で50%が廃業してしまうそうですが、私が数字に関心が無くても、データ分析などをしたことが無くても、会社は存続しています。
 
9期目でも、まだまだ、ま~だ、ひよっ子ですが、一応「創業して3年目」という第一関門は突破しています。
 
これはひとえに、お客様のお陰です!
 
弊社のお客様は、属性で言うと経営者の方がダントツで多く、職種で言うと歯医者さんがとても多いのですが、そういうただの多数決はやめて、弊社のお客様を表現する共通の言葉を探すと、
 
ご自分の世界観を大切にしていて、それを表現なさりたい方
 
になります。
 
私は色の専門家ですが、最初から「色が好き!」とか、色に詳しいお客様は、ほぼいらっしゃいません。
 
「色」とか「デザイン」とかの手段は問わず「自分の世界観を大切にしたい。そしてそれを表現したい」という方が、私と両想いになり、お客様になってくださっています。
 
(ご自分でそうおっしゃる方はいらっしゃいませんが、私はそう感じ取っています)
 
実は私も、最初の切り口は「色」ですが、それ以外の手段でも、お客様のお役に立てるものは、どんどんご提供したい気持ちでいっぱいなのです。
 
「色から広がる世界」を、お客様に楽しんでいただきたいと願っております。
 
なので手段は問わずとも「自分の世界観を大切にしたい。そしてそれを表現したい」という方を、察知できるのだと思います。
 
この察知能力は、私独自のアンテナなので、数字で表現できず、そこが対外的に弱いところです。
 
・・・すみません、偉そうに経営に対する能書きを垂れてしまいましたが、こういう風に、弊社のお客様の共通項を、自信を持って断言できるようになったのは、実はつい最近なのです。



深い劣等感の末に気付いた「内部のものさし」


以前私は、とある異業種交流組織に所属していました。
 
その組織のメンバーは、ほぼ全員が経営者で、お互いの知り合いをご縁として紹介し合い、みんなで売上を上げていこう!という活動を行っていました。
 
紹介が出やすいように、欲しいお客様について、
 
・年収はどれくらいの人?
・なに業界の人?
・経営者なら、年商どれくらいの会社を経営している人?
・経営者なら、従業員何人ぐらいの規模の会社の経営者?
・男性 or 女性?
・BtoC or BtoB?
 
という一般的に測りやすい項目で、メンバーから質問されるのですが、これが私にとっては、とても答えにくいものでした。
 
弊社のお客様は多岐に渡るので、どの質問にも満足に答えられず「そういうもので測れないんだよなー」と悶々としていました。
 
(でも組織の活動自体はとても楽しかったです)
 
それだけではなく、起業してからの8年間、私はずっと、
 
×数字を見ない自分
×一般的に測りやすい項目で、お客様を言語化できない自分
 
に深い劣等感を抱いていました。
 
ダメダメ経営者の自分が、世間になかなか受け入れてもらえない、マニアックな仕事をしていると思っていました。
 
このように劣等感を抱いていた理由は、
 
◎決算書などの数字を読み解いて、経営に活かせる
◎「弊社のお客様はこんな方です!」と自社のお客様像を、一般的に測りやすい項目で言語化できる
 
のが「正しい経営」「経営のセオリー」と、世間的に言われていたからです。
 
だからそれをできない自分は、最低な経営者で、今まで会社が存続しているのは「たまたま」だと思っていました。
 
だけどそうやって、もがき苦しみながらも、色々なところから刺激を受けるうちに、
 
◎決算書などの数字を読み解いて、経営に活かせる
◎「弊社のお客様はこんな方です!」と自社のお客様像を、一般的に測りやすい項目で言語化できる
 
というのは世間的には正しい経営の在り方だとされているけれども、それは自分にとっては「外部のものさし」であって、自分独自の「内部のものさし」がしっかりしていれば、それに勝るものは無い、ということに気付いたのです。
 
私にとっては、上記の「正しい経営」「経営のセオリー」が「外部のものさし」です。
 
そして「自分の世界観を大切にしたい。そしてそれを表現したい」と口には出さなくとも、そう思われている方を敏感に察知できる能力が「内部のものさし」です。
 
さらに、なにが「外部」になるのか「内部」になるのかも人によって違い、そこも尊重するべきことだと思っています。
 
◎決算書などの数字を読み解いて、経営に活かせる
◎「弊社のお客様はこんな方です!」と自社のお客様像を、一般的に測りやすい項目で言語化できる
 
が、そのままご自分の「内部のものさし」となって発動する方もいらっしゃるでしょう。
 
また、どちらのものさしも、バランス良く、使いこなすことができる方もいらっしゃるでしょう。
 
私は数字に関心が無いですし、一般的に測りやすい項目で自社のお客様を語ることもできないので、世間的に正しい経営の在り方だとされている「外部のものさし」はポンコツです。
 
でもその分、他の部分が発達し、しっかりした「内部のものさし」となっているのだと、やっと気付いた経営者9年目です。
 
つまり本日のお題は、色気が、見た目や形などの「外部のものさし」に例えられ、食い気という実質が「内部のものさし」に例えられているのかなぁと思いますが、
 
●なにが自分にとっては「実質」なのか
●なにが自分にとって「内部のものさし」なのか
 
をしっかり自覚することが、ものすごく大切なんじゃないかなぁと思っています!
 
「自覚」はそのまま「強み」になりますから!
 
その逆が「外部のものさし」ばかりを気にして、自分の中にある「内部のものさし」に気付くことができず、何年間も深い劣等感に苦しんでいた私です!
 
「外部のものさし」はポンコツだけど、それを補ってあり余る正確な「内部のものさし」を持っていたのに。
 
情報網が発達し、色んな人から色んなことを言われやすくなったせいで「外部のものさし」はすぐに表面化する昨今ですが、もがき苦しんだ末にでも、自分の「内部のものさし」に気付けると、良いですね!
 
ちなみに冒頭で、
 
“自分を「数字に弱い」と思っていましたが、そうではなく「数字に関心が無い」という言い方が正確なのだと最近分かりました。”
 
と書きましたが「数字に弱い」という「劣等感」から「数字に関心が無い」という「個性」に転換できたのも、私にとっては大きな成長でした!
 
私がこういう考え方をできるようになったヒントをくださった書籍を、ここでご紹介します。
 

世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?
経営における「アート」と「サイエンス」

山口 周 著 (光文社新書)



「紫」のバスタイムで「内部のものさし」を鍛える!


「内部のものさし」をしっかりさせる手段として、色の専門家的な話をすると「紫」はとても効果的です!
 
「紫」には「直観力や洞察力を研ぎ澄ませる効果」があります!
 
なので、占い師の方のお部屋は「紫」が多いのかな?笑
 
「紫」はインテリアやお洋服に取り入れていただいても「直観力や洞察力を研ぎ澄ませる効果」はあります。
 
でも今回のように「内部のものさし」をしっかりさせたい時に、最も効果的な使い方は、


バスタイムで、湯船のお湯を「紫」にする


です!
 
視覚から、身体の皮膚全体から「紫」の効果をめいっぱい吸収することができます!
 
湯船の中に入れて、色や香りを楽しむ入浴剤って、たくさん売っていますよね!
 
今回は是非「紫」の入浴剤を選んでみてくださいませ!
 
葡萄のような濃い「紫」にすると、おどろおどろしくなってしまう場合は、藤の花のような薄い「紫」がリラックス効果もあって、良いと思います!
 
リラックスしながらもご自分を内省して「内部のものさし」を鍛えることができる、最高のバスタイムになることと思います♪



本日のカラー戦略的結論


なにが色気でなにが食い気かは、自分にしか決められない

最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。

色彩設計師® 目黒潤



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