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「遊行する身体」 TRY ANGLEコラボセミナーのご案内

都内にて、稲吉優流企画プロデュースによるコラボセミナーが開催決定いたしました。

2023年 9月17日(日) 10:30-16:30 (10時受付)
TRY ANGLEコラボセミナー

「歩から舞へ〜遊行する身体」

講師:伊与久大吾・葛西康介

・参加資格:中学生以上で軽運動ができる体力の方
・募集人数:20人

シェア歓迎✨
興味ありそうなお友達にもお知らせ下さい。お誘いの上、ご参加ください😊

【コラボセミナーでお伝えしたいもの】

 現代ダンスや西洋ダンスと違う、古えの「振る舞い」としての原初に近いダンスには、武術や武道に近い動きがあります。
 そこが忍びという伝承文化の伊与久さんの体術にある「舞」の動きと、今回私が紹介するモノ・コトと共通するところだと考えています。

前回の「歩術」から発展させた「舞」というテーマで、私達の祖先がどんな動きをしていたか?を紐解く体験をしましょう!

【はじめに】

 2022年秋、そして本年GWに「歩術」というテーマで、真田忍軍:吾妻衆五十久一族の末裔である、 伊与久大吾(武号:松凬)さんとのコラボセミナーが開催され、お陰様で大盛況で終えることができました。
 私はネイティブアメリカンの古来より伝わる「自然の生き物に学ぶ歩き方」としての「Fox Walk」(狐さんの歩き方)などをいくつか紹介いたしました。
 伊与久さんからは、いわゆるニンニンの「忍者」ではなく、自然の中で生き延びる術と情報を持ち帰るという使命を持つ「本来の意味での忍者」(忍びのもの、素波、乱波)についての講義と、実際に伝承されてきた「自然の中での歩き方」を紹介していただきました。

【歩から舞へ】

 さて、伊与久さんから頂いた今回のテーマは「歩術」から一歩先、そのひとつのあらわれとしての「舞」です。

 以下、私が「遊行する身体」から思い描いたものを書いてみたいと思います。

 古今東西南北老若男女問わず、人類と「舞」は切っても切り離せない関係にあります。

 「イノチをつなぐ」「モノ・コトを伝える」等々

 おそらく「芸術」としての「舞」が伝えられるようになったのは、かなり新しく1万2千年ほど前、ある程度の集団生活ができるようになってからだと考えています。

【人類史と狩り、そしてダンス】

 芸術になる前、イノチをつなぎ、後の世代に伝える・・・・原初のダンスは「サバイバルのエッセンス」とも言えます。
 今現在も、アフリカのカラハリ砂漠で「走る狩り」を伝承しているサン族は狩りを終えた後、部族の下に戻ったとき、それがどのようにして行われたかを「ダンス」によって伝えています。
 ネイティブアメリカンの教えを日本で伝えている Wild And Native では、20年以上前から「走る狩り」を何度も紹介されており、私もそこで初めて知りました。
 その内容は、20年以上前の海外のある番組チーム(たしかBBC)が撮影した彼等の狩とダンスの映像を日本語字幕にしていたものでした。
 その番組の最後は、彼らの狩りの文化はもうすぐ消えてしまうだろう・・・という悲観的なものでした。

 その後、現代(2010年頃)になって日本でもブーム?になった「ベアフットランニング」(裸足ラン)ですが、NHK出版の書籍「BONE TO RUN」がキッカケとなったと言えます。
 その本の中で同じサン族の「最古の走る狩り」が紹介されており、驚くと共に、ホッとしたことを今でもハッキリと覚えてます。

閑話休題

 コラボセミナー当日は、こういった狩りに必要な「要素」とダンス、踊るということとの関係なども紹介したいと思います。

【コミュニケーションとしてのダンス】

 こちらは「一万年の旅路」という私が古来の知恵を学ぶキッカケとなった「歩く民」の口承伝承が書籍化されたとき、縁あって「異文化コミュニケーション」(文化人類学的には異文明・異種族間)としての「ダンス」を学びました。
 スイスのチューリッヒにあるユング研究所にいる、とある先生から教わった深層心理のワークにも通じる深いものです。

 もし、時間があれば当日は参加者の皆さんと共に、かつて人類がどのようにして世界と交流していたのか・・・それを追体験してみることもできるかもしれませんね。

【歩→文化としてのダンス・舞】

 私は、能や歌舞伎、浄瑠璃など日本の古典芸能の源流の一つでもある、神事芸能「筑紫舞」を学ばせていただいてますが、その所作には、回転する動きだけでなく、飛ぶ、飛びながら回転する、踏みしめる等々、「ダンス」や「舞」「踊」に「よく見られる動き」があります。
 そこに、邪しまなものや病などを「祓え」という日本では修験や陰陽道、古代の毉術(医学)につながる「意識・感覚」が意味付けられているのが特徴ではないかと言われてます。
 世界各地の先住民の部族社会という視点ではどうでしょうか。
 そこには必ずメディスンマンやヒーラーなどと呼ばれる「役割」の方々(呪医とも呼ばれている)がおります。
 そして、その役割として「治療・治癒」がありますが、「ダンス(舞など)」も療術として多くの部族社会の中に見られます。
 また、「武道・武術的な動き」にも親和性があるように感じられます。
 これは、より原初のもの、古いものになればなるほど「生き残るため」(サバイバル的要素)が増えるため、その傾向が強くなる感じがしますが、果たしてどうでしょうか。

 現代日本語での、「ダンス、舞踊、舞踏、舞う、踊る」などの単語が意味するモノ・コトの違いなどを、稲吉さんからもお話が聞けたらと思います。

・コラボセミナーの日程

9/17(日)10:30-16:30・10時受付
・10:30〜12:30/TAOスキル 講師 葛西康介
・12:30〜13:00/休憩
・13:00〜15:00/太和躰術 講師 伊与久大吾
・15:00〜15:15/休憩
・15:15〜16:15/コラボワーク
・16:45退室

・会場

国立オリンピック記念青少年総合センター・カルチャー棟演劇室26
小田急線参宮橋駅西口徒歩7分
カルチャー棟に入ったら1番奥まで進み、階段かエレベーターで上がってください。部屋の入り口にEVOROOTSという登録団体名が表示されています。

・持参するもの


参加費、運動出来る服装、飲み物、タオルなど。

・参加費

10,000円
(事前に振込みの場合は500円割引となります)

・定員/20名

定員に達し次第キャンセル待ち。

・注意事項

許可なき写真や動画の撮影はお断りします。また体調の悪い方は参加をお控えください。

・申込み・問合せ
meviusjapan1744@gmail.com



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