皆さんこんにちは！実は髪の毛が金髪、medien-lienライターのこーすけです。元々は銀髪だったのですが、すっかり色落ちしてしまい、まるでチンピラかのような出で立ちになってしまいました（早く散髪に行かねば..）。
率直な疑問なのですが、皆さんは金髪の人にどんな印象を抱きますか？私は自分自身に慣れてしまったせいか、特に何とも思わないのですが、中には「怖い」「変な人」というように感じる方いると思います。では果たして、どんな見た目が「いい人」と感じさせるのでしょうか？

この記事は、読むとLOVEFMで毎月第一日曜日（22:00~）に放送されているラジオ番組、ケロケロ見聞録がもっと面白くなる！をコンセプトに執筆しています。2月のテーマは『見た目』です。あなたは見た目に対し先入観をもって、他人を判断していませんか？自信がある方もない方も、振り返りもかねてご覧ください。

1.　あなたの『見た目』バイアス、どれくらい？

　皆さんは、バイアスという言葉をご存じですか？元々は英語で偏り、という意味を持ちます。近年では様々な要因によって、人の考え方やその結果引き起こされる行動が偏ったものになってしまう、という状態のことを指して使われていますよね。災害時、自分は大丈夫だと思ってしまう正常性バイアスなど、陥ってしまうとなかなか気づいて抜け出すことが難しいのが厄介なポイントです。ところで皆さん、『見た目』バイアスに陥っていませんか？まさかと思うそこのあなた、少し試してみましょう。下の画像をご覧ください。

左の人は白い襟付きの服にワイシャツとネクタイ、右の人は黒のジャケットに紫色の開襟シャツを着ています。さて、どういった印象を受けましたか？
大半の方は、薬というワードから違う意味を読み取ったのではないでしょうか？個人差はあるかもしれませんが、全く同じ顔・セリフなのにも関わらず、見た目はその人の印象に大きな影響を及ぼすといういい例だと思います。
事実、とある美容外科が行ったアンケート調査では、9割もの人が「初対面のとき、外見が大きな影響を与える」と回答しています。

あなたは普段どれくらい外見に目を向けて過ごしていますか？少し興味が湧いたところで、近年の外見至上主義（ルッキズム）に対する動きを見ていきましょう。

2.　求めるは個性か、適応か

　近年問題視されるなど、何かと話題に上がるルッキズムという言葉。ファッションの祭典、パリコレクションでも様々な体形のモデルが出演できるように運動が起こった他、世界中で先入観を取り払う様々な動きが進んでいます。日本国内でも同様の動きは見られ、中でも注目されているのが就活や校則です。
　就活では資生堂や楽天が私服面接を導入するなど、就活生の個性を重視した採用基準を設け始めています。ここでは、資生堂の例を詳しく見てみましょう。2016年以降行っている私服面接において、最初はほとんどの学生がリクルートスーツを着用していたそうですが、現在では8割以上が私服で臨んでいるそうです。（中にはなんと、野球のユニフォームで現れた方もいるそうです…!）
　採用担当者が重視するのは、「TPOに合っているということは、無難であることとイコールではない」ということ。いかに服と自分のストーリーを直結させるかが内定へのカギだと語っています。（2019/02/05, U22就活教室より引用）

　学校における規則の中でも、大きな変化が生まれつつあります。かつて生まれつき黒髪でない生徒に対し地毛証明書の提出を義務付けたり、染髪を強要していた学校も存在していましたが、現在は多くの場合こうした規則が撤廃される方向へ進んでいます。ブラック校則、という言葉が浸透したことも影響しているのか、中にはツーブロックなどの髪型に関する校則でも学校側が態度を軟化させるようになりました。これは大きな進歩ですね….!（参考：熊本県における校則見直しのデータ）

3.　今月放送の聴きドコロ！

　今月放送のテーマは、「人は見た目で決まるのか～これからの見た目、ディベートで考えると～」。ライターこーすけが先取りで教える、ここが面白いぞ！というポイントがこちらです。
①ダサいって何？基準を聞いてみよう
　ダサいって言葉、どんな時に使ってますか？出演者3人が考える、その瞬間はいったい何でしょう？
②「見た目」ディベート！あなたはどっち派？
　ディベート形式でそれぞれの意見をロールプレイング。「ミスコンの是非」「就活の服装自由はどう受け取るべきか」をテーマに、medien-lien最大の激論が交わされます…!
O.A.は2月5日　22:00~23:00です。ぜひお聴きください！

4.　SNS展開

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