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【MediWebラボ企画】精神科薬剤師&医療ライターとしてメンタルヘルスの発信中、速水愛さんにインタビュー!

第2回MediWebラボペアインタビュー企画

今回は「第2回MediWebラボペアインタビュー企画」として、MediWebラボメンバーかつ「医療ライターのはじめかた」講座卒業生の速水愛さんにお話を伺いました。

精神科病院薬剤師として働くかたわら、医療ライターとして活動する速水愛さん。そんな速水さんの医療ライターとしての活動と、今後叶えたい夢について、たくさんお話していただきました。

1.精神科薬剤師&医療ライター、速水愛さん

photo by 写真AC

ーーまず、速水さんの自己紹介をお願いします。

医療ライターの速水愛です。私は精神科病院で働きながら医療ライターとしても活動をしています。医療ライターとしては、他の医療クリニックのコラムや医療系の転職メディア、美容メディアなどに掲載される記事を執筆しています。

<速水さんのポートフォリオ>

<速水さんの講座卒業制作>

ーー速水さんはなぜ薬剤師になられたのか、そして精神科の道に進んだのかおうかがいしてもいいですか?

私が薬剤師になろうと思ったきっかけは「医療ジャンルならば安定だろうし、資格職についたほうが将来的に安心だろう」という親のすすめでした。

大学卒業後はいくつかの職場を経験し、現在は精神科病院に勤務しています。職場は大変働きやすく、患者さんも長く入院しているケースが多いので仲良くなりやすい環境なのもいいなと思っています。

 2.速水愛さんが医療ライターになったきっかけ

ーー速水さんが医療ライターになったきっかけを教えて下さい。

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私が医療ライターになったきっかけは、現状維持からの脱却をしたかったからです。精神科病院勤務が5年目で慣れてきたのもあり、タイミング的に新しいことをしようかなと思いました。
そのときに、薬剤師の資格が活かせて、パソコン1つで始められて、いつどこでも仕事ができる点に魅力を感じた医療ライターを選びました。

ーーフルタイムで働きながらの活動は大変ではありませんか?

医療ライターの仕事は、私の性格にあっていると思うので負担にはなっていません。割と黙々と作業をするということは得意なので、楽しくやっています。隙間時間を見つけたらパソコンを開こうという感じでやっていますね。

具体的な作業時間としては結構バラバラですが、仕事から帰ってきて2時間くらいは作業をしています。休みの日も空いている時間があれば、パソコンでリサーチをしたり、執筆をしたりしていますね。

 3.速水愛さんが、これから叶えたい夢

photo by 写真AC

ーー速水さんが、これから叶えたい夢はありますか?

将来的には、うつ病などのメンタル疾患で悩んでいる人のためになる活動を幅広く行っていきたいです
精神科病院に勤めて、メンタル系の病気は誰でも起こる可能性があり身近な病気だからこそ、心を病まないようにする工夫が大切だというのも非常に実感しました。
なので、治療だけでなく病気になる手前の段階で食い止められるよう、薬を飲まなくて済むような手助けをする役割を担えたらなと思います。

仕事やプライベートについて悩んでいる人の相談を受けたり、メンタルヘルスに関する講演会をする機会などもあったらそれも面白いですね。

ーー私たちが働く臨床の現場は病気になった人が来る場所ですもんね。
病気になる前の状態の人達にアクションを起こすという考えでは医療ライターってマッチしますね。速水さんが将来的にやりたいことに繋がりそうな気がします。

そうですね。病気になってしまった人は薬で治せますが、本来大事なのは病気にならないようにする工夫だと思うんです。
病気になるのを未然に食い止めれば、薬も必要なくなってしまうので薬剤師がこのように言うのもおかしな話ですが、私は「心の健康」は非常に大切だと思っています。ですが実際のところ、病気を未然に防ぐための活動を発信している人って、あまりいないと思うんですよね。
なので私が「心の健康を保つコツや重要性」を広める第一人者になり、ぜひ心身ともに健康になる人が多くなるよう手助けができればと思っています。

ーーありがとうございました。これからも薬剤師の資格を活かしつつ、薬剤師の枠にとらわれないご活躍を期待しています。

4.ペアインタビューをしてみて:取材ライターの感想

速水さんと岡田さん、ペアインタビューの様子

<以下、取材ライター岡田さんより>

今回、MediWebラボ内でご一緒の速水愛さんにインタビューしました。薬剤師、フルタイム勤務、医療ライターと筆者と共通する部分も多かったので、共感する部分がたくさんありました。
インタビューは相手の知らなかった部分や、素敵な思いに触れられるので、本当に面白いと改めて感じました。

インタビューの経験をたくさん積んで、相手が話したくなるような取材ライターになりたいと思います。
今回はこのような機会をいただき、ありがとうございました。

取材/文章作成:岡田なつみさん


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