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メドレーがハーバード・ビジネス・スクールの「イマーシブ・フィールド・コース」プロジェクトパートナーに選ばれました

こんにちは、メドレー広報です。

この度メドレーは、ハーバード・ビジネス・スクール(米国、マサチューセッツ州)のイマーシブ・フィールド・コースのプロジェクトパートナーに選ばれ、今年1月、同コースのMBA学生チームを約一週間東京オフィスに受け入れて、実践的なフィールド・プロジェクトの機会を提供しました。その取り組みをご紹介します。

メドレー上級執行役員 Jobley事業部長 兼 MEDLEY US, Inc. CEOの Robert Early と
HBSの MBA学生メンバー

ハーバード・ビジネス・スクール、イマーシブ・フィールド・コースとは

ハーバード・ビジネス・スクール(HBS)のイマーシブ・フィールド・コース(IFC)は、米国または世界各国の都市でキャンパス外での体験学習の機会を提供する、同MBAプログラム 2年生向けの選択科目です。実践的なプロジェクトワーク、現場視察、シニアリーダーとのディスカッションなど、学生主体のアクティブラーニングの機会を通じて、教育目標を達成することを目指しています。

IFCを受講する学生は20代後半が中心で、金融、不動産、コンサルティング、ヘルスケア、軍事、テクノロジーなど、様々な分野で5年間程度の実務経験を積んでいます。学生は多様なバックグラウンドを持つメンバーで構成された少人数のチームにわかれ、プロジェクトパートナーとなる企業に関する市場調査、情報の収集・分析、現地でのディスカッションなどを通じて、企業が現状抱える課題を解決するための提案を行います。学生は、対象となる企業やその事業分野、提供されるプロジェクト、国や都市、自身のキャリア上の興味関心に基づき、参加プロジェクトを選択します。

なお日本を対象とするIFCは、2011年の東日本大震災を受け、HBSとして日本に対し貢献できないか、という問題意識からスタートしました。当初は学生が来日し、東北地域での活動を主としていましたが、今年は、東北での活動に加え、"Rising Sun Ventures: Exploring Entrepreneurship in Japan" というテーマで日本の新興企業に焦点を当てており、メドレーはそのプロジェクトのパートナー企業の一社として選ばれました。

HBS IFC と協力の上、メドレーの事業に関するフィールド・プロジェクトの機会を提供しました

メドレーはHBS IFC コースと協力のもと、日系上場企業の海外でのEntrepreneurship(起業)という観点から、メドレーの海外事業展開に関する実践的なプロジェクトワークの機会を提供しました。参加したHBSの学生チームは、アジアや欧州出身の、ヘルスケア、戦略コンサルティング、自動車やEV、教育系スタートアップなど、多様なバックグラウンドを持つメンバーから構成。メドレーのグローバル事業をリードする Robert Early 上級執行役員のサポートのもと、訪日前は数ヶ月間に渡りリモートでのプロジェクトワークを進め、東京滞在中には、関連する事業のクライアントインタビュー、メドレーのリーダーや社員へのヒアリング、ディスカッションなどを通じて、メドレーの日本および米国における事業への理解を深め、メドレーの米国事業の拡大戦略への提言を行いました。

このプロジェクトを通し、学生チームのメンバーは、教室でのディスカッションだけでは得られない実践経験、洞察を得ることができたようです。また、プロジェクトを実施する中で学生たちから共有されたアイディアや提案には非常に興味深い内容も多く、メドレーとしても優秀な将来のビジネスリーダー達からの貴重な意見を得る機会になりました。

プロジェクト最終日のHBSチームからの提言とディスカッション

学生メンバーからは、メドレーのプロジェクトに参加した理由として、キャリア上の興味に加え、アジア企業の海外への挑戦という文脈や、その事業がもたらし得るソーシャルインパクトなどの点に魅力を感じたことが上がりました。

また実際の事業をベースにしたプロジェクトに取り組む中で、「様々なビジネスモデルに触れ、その中でどのように自社プロダクトを差別化し、価値を上げていくかを掘り下げられたことが非常に有意義だった」、「日系企業と共働するのは初めてだが、メドレーが顧客からの苦情などに真剣に耳を傾け、サービスの改善に繋げるために長期的な視点で議論を重ねている点に感銘を受けた」、「日本の文化的な影響もあるのかもしれないが、メドレーが日本での事業において築き上げている、非常に洗練された効率的なオペレーションに感心した」などの感想が上がりました。

またメドレーの海外における挑戦については、「日本で有数の医療介護の求人サイトを提供しているメドレーが、その経験を活かしつつ、海外でも固有の市場環境を踏まえながら同じ高みを目指す取り組みは、とても興味深く挑戦しがいがある」とのコメントがありました。

ハーバード・ビジネス・スクールの Ramon Casadesus-Masanell 教授からは、IFCのプロジェクト・パートナーとなったメドレーをはじめとする世界各国の企業に対し、「学生のためにこのような貴重な学習機会を提供いただき、大変感謝しております。実地でのプロジェクト等を通し、学生たちは非常に有意義な経験をすることができました。この取り組みが、企業側にとっても有益な価値をもたらすことができれば幸いです」との謝辞をいただきました。


メドレーは、今後も多様なステークホルダーと互いの意見や知見を交換するなど、積極的な共創の機会を設けながら、日本国内での事業拡大に加えて海外での挑戦を進め、「医療ヘルスケアの未来をつくる」というミッションを実現していきます。

HBSおよびメドレーメンバー


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