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3分で確認!! 本日の医療ニュース 23/9/5号

おはようございます😃
本日もお忙しい医療従事者の方に向けて“ささっと”情報をお届けしていきます💊

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それでは早速本日の気になったトピックスを紹介していきます👇


【本日のピックアップトピックス】

①沢井製薬 「検査不正」報道、木村社長は沈黙「いまは申し上げることはできない」、監麻課・佐藤課長は隠蔽「否定」

これは大変気がかりな話題ですね💦

長年、正しい手順で検査をしていない後発薬があることが内部告発で判明したが、対外公表することなく、処理を進めているというのだ。
さらには、本来それを是正すべき立場にある厚生労働省も隠蔽に手を貸しているというのだから尋常ではない。

ZAITEN

7月に回収が行われた「テプレノンカプセル」が事の発端となっており、厚労省医薬局監視指導・麻薬対策課の指示により、医療機関への案内文から回収経緯についての一文を削除したなどと指摘されており、「隠蔽が指示されたメールの一部」とする証拠画像なども掲示されているようです。

沢井製薬の木村社長は、テプレノンの自主回収について「いまの時点で申し上げることはできない」と回答されており、今後どのような展開になっていくのか先が読めない状況です。

一連の後発品メーカーの不正があり、医療現場は未だに混乱が続いていますが、仮に今回の報道が真実であるならば今より更に酷い状態になってしまうことは間違い無いでしょう😱

こちらの記事から概要をご確認いただけます👇


参照元↓



②アプリによる高血圧治療後の血圧記録用サービスが登場へ

高血圧治療用アプリ「CureApp HT 高血圧治療補助アプリ」が発売から1年が経ち、2023年9月中旬に新しいサービス「スマート血圧記録」がリリースされることが発表されました。

「CureApp HT 高血圧治療補助アプリ」は上市から1年を経て、国内数千施設の医療機関で導入されており、当初想定されていた高血圧未治療者(降圧薬を使用していない患者)だけでなく、既に降圧薬を1剤以上使用しているものの、薬の種類を増やしたくないと考える患者にもアプリの使用が広がっているそうです。

高血圧治療補助アプリを利用する際の診療報酬としては、アプリによる治療開始時に1回限り140点、アプリを使用した指導および治療管理に対して月1回830点、6カ月を上限に算定できます。

保険診療として治療用アプリを使用できる期間が6カ月に限られているますが、6カ月間の治療後もアプリの使用を希望する患者が一定数いたことから同社は、アプリで記録したデータを引き継ぐ「スマート血圧記録」のサービスを9月中旬に開始することになったとのことです。

じわりじわりとアプリを処方されたり、処方を希望する患者さんが増えてきているようですね。

患者さんのニーズに応えるために今後もサービスが追加されたりアップデートが期待できるところもアプリのメリットだと思います。


参照元↓



③「乱用恐れ」医薬品販売、薬局の半数以上「不適切」 厚労省・実態把握調査、ネット販売より悪化

厚生労働省は1日、2022年度の医薬品販売制度実態把握調査の結果を公表しました。

昨今、特に医薬品の乱用が社会問題になりつつある状況において、適切な販売を求められています。

今回の調査では、乱用の恐れのある医薬品の販売で適切な販売をした割合は、薬局で47.1%。調査母数は全体で17件と限定的なものの、インターネット販売の82.0%を下回り、半数以上が「不適切」だったことがわかっています。

また、一般用新型コロナウイルス抗原定性検査キットの販売実態も調査していたようで、薬局・店舗販売業(214件調査)で販売時に使用者の状況を確認していたのは66.4%だったで購入・使用経験の有無を確認していたのは37.4%だったとされています。

一方、ネット販売(7件調査)では100%の割合で販売時に使用者の状況が確認され、使用経験の有無の確認も71.4%で行っていたとのこと。

医薬品乱用の原因の一つとして「ネット販売」が挙げられることがありますが、実態としてはネットの方に軍配が上がっており、システマチックに抑止力が働きやすいことが要因となっているのではないでしょうか。

詳細はこちらの厚労省HPよりご確認いただけます👇


参照元↓




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【医薬品供給情報】

こちらでご案内する情報は主に下記のサイトから情報を得ています。

医薬品の供給状況を確認できる大変便利で有難いサイトですので是非ご活用ください。

①テルモ


②トーアエイヨー


③日本ケミファ


④沢井製薬


⑤辰巳化学


⑥ヴィアトリス製薬


⑦小野薬品工業


⑧日本イーライリリー




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【その他のご案内】

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本日の情報は以上です。
それでは次回の配信もお楽しみに♪


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