念願のウォルトディズニーワールドに行けることに、最初はウキウキしていたけれど、日付が近づくに連れて、入国手続きや乗り継ぎへの不安が止まらない。何を隠そう、わたしは心配性だ。

自分ではどうにもできない心配を抱えたなか迎えた当日。予定通りの時間に羽田空港に到着し、予約していた駐車場に車を駐め、無事にチェックインも完了。2023年最後の日本食を食べ納め、やっぱり心配性のわたしは早めに出国。

搭乗時間も出発も定刻通りに行われ、約12時間のフライトが出発！
もうここまできたら機長にかかっている。乗り継ぎのミネアポリスに到着して数十分後には搭乗が始まる時間になる。1分でもいいから早く到着してくれ、と願いながらSATR WARSの予習をしていたら定刻通り到着。

いいぞ。遅延しなかったから計画通りだ。少し良いシート(Comfort＋) にしていたから、比較的早めに機内から降り、ドキドキの入国審査。あくまでも冷静に、言われるがまま指示に従い、質問に答えて無事夫婦で通過。

あとは荷物の預け直すだけ。これはもう運だ。いつ荷物が出てくるかわからないから、ひたすらターンテーブルのそばで待つ。10分ほど待ってようやく全部の預け荷物が出てきた。そこから預け直しと保安検査を通過した時には、次のオーランド行きの便の搭乗時間はもう始まっていた。

保安検査をでたところすぐのサイネージでゲートを確認し、ひたすら走った。2023年で一番走ったと思う。もう本当に息が切れたし、死にそうになりながら空港を爆走した。ゲートに到着したら、息を切らしながらきたアジア人に、なんともにこやかに職員さんが搭乗手続きをしてくれた。心の底からホッとした。実際、まだ優先搭乗しか行われていなかったため、余裕の搭乗だった。

3時間半ほどのフライトを終え、ついにフロリダのオーランドに到着！！無事に荷物もロストバゲージにならず、回収完了。絶対に「ぼったくられないぞ」と心を決め、レンタカーのカウンターに行くと、予約確認だけされ、なんの営業もされず車を借りれた。あんなに心配していたのにラッキーと思い、宿泊するコンドミニアムへ向かった。

予約していたコンドミニアムもとても広くて綺麗で、ベランダも付いている豪華な部屋だった。大きくてふかふかのカウチソファーもあった。これには夫婦でテンション爆上がり。一度寝転ぶと起き上がりたくないくらいに、寝心地が最高だった。

荷解きをしたり買い出しに行ったりと、なんだかんだでゆっくりできたのはギリギリ2023年12月31日。もう疲れ切っていて、1分でも早く寝たかったわたしたちは、とても新年を迎えられる状態ではなかった。

ドーン！

急に外から大きな音が聞こえ、カーテンを開けると、なんと部屋から花火が見えるじゃない。しかも4箇所から上がっている。全て予定通りに進み無事2023年を締め括り、2024年のスタートがこんなにも好調で幸せを感じながら、急いで寝る準備を進めた。

ついにアメリカ（ディズニーづくし）旅が本格的に始まった。