自分の課題と他人の課題
人には自分の課題と他人の課題があって、他人の課題に首を突っ込むとまるでいいことはないし、そもそも越権行為です。
ヨリさん、それ越権行為ですよ、と私自身10年ぐらい前にカウンセラーの先生に言われたことがある。
当時、私が退職した元職場の後輩やクライアントが私の後任に不満があり、それを私に伝えてきて、私は何とかしてあげたいと思っていて、それをカウンセリングの最後に相談したのだった。
その時は、越権行為だと言われて、いやいや、困っている人がいるのに、先生は何言ってるんだろう、って理解できなかった。
でも、私はそもそも退職しているのだからその当事者ではないし、そもそも何もできないのだ。
そして、組織は私がいなくたって回っていくし、退職者がどうにかしてあげたいなんておこがましく、そして何より余計なお世話なのだ。
私の課題ではない。
自分の課題以外に取り組んではいけない。
あの頃気付けて良かったと常々思っている。
が、それが家族となると結構曖昧だったり、家族間のいさかいに首を突っ込むように頼まれたりすることもある。
みんな大人なのだから勝手にどうにかしてもらいたい。
私は自分の機嫌良く過ごしたいから、誰かを動かすために都合よく緩衝材になって立ち回るのはすーごくいやだ。
ので、やらない。
私には関係のないことだと伝えたけれど、お前の仕事だ、と言われる始末。
そんなこんなでも気付きはあった。
私は穏やかに話し合える人をパートナーとすると決めた。
自分の不快を知ることも、どんな人がいいのか、理想を突き詰めていくにはとても有効だなあと思った。
そう思うと、今朝の怒号にも感謝である。
私は自分の好みを一つ、知ることができました。
ありがとうございます✨
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