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「自家製天然酵母でパン作り」 3日間かけてベーグルをつくる

私の育てている酵母は、普段は冷蔵庫でおやすみ中。パンを焼く時だけ、活動してもらいます!


そのため、まずは休眠状態の酵母を起こすことからパン作りはスタート!

① 酵母にごはんをあげる (1日目)

冷蔵庫から酵母を出し、栄養となるごはんをあげます。
野菜、果物、炊いたごはんと水をミキサーでジュースにして、酵母に混ぜます。
小麦粉を混ぜます。
1日常温に置きます。

温度が上がり、酵母が起きてきます。エサになるごはん、小麦粉などを食べて、活動が活発になります。


ぷくぷくしています。

② 生地を仕込む (2日目)

小麦粉、酵母、水、砂糖、塩で生地を作ります。
今回はトマトチーズベーグルなので、トマトペーストと、チーズも混ぜます。
手ごねですが、ほとんどこねません。均一に混ざる程度に手を加えます。
一晩、置いて一次発酵。夏の場合は冷蔵庫発酵します。

私の作り方は、時間はかけるが手間はかけない。をポリシーにしているので、普通と違う作り方です。
普通の本には載っていませんし、パン屋さんでもこのような効率の悪いやり方はしません。

③ 成型する (3日目)


成型後のベーグル 

今回はベーグルなので、クッキングシートに置いて、2次発酵。常温でゆっくり発酵させます。

ひとまわり大きくなって、ぶよっとした質感になりました

生地が緩んだら、発酵終了の目安です。
茹でる準備をして、オーブンを予熱します。

④ 茹でる+焼成する


クッキングシートを持ち上げて、そのまま茹でます

両面茹でて、鉄板に。
1枚の鉄板がいっぱいになったら、先にオーブンに入れます。
茹でたらさっさと焼きます。鉄板ごとに時差があっても大丈夫。


焼けました〜

こうして、3日間かけてベーグルが焼けました!

時間はかかりますが、その分ゆっくり発酵するので、風味が複雑で豊かになります。
酵母のペースに合わせて作るので、思い通りにはなりませんが、技術がなくても、うっかり発酵し過ぎても少しの誤差なら受け止めてくれる大らかさが自家製天然酵母にはありますよ。
そして、なにより美味しいです!


今後も、たまにパンについての記事をあげたいと思います。
お読みくださりありがとうございました!

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