猫の下剋上

本好きの下剋上好きの、オタク女子です。ちなみに私はローゼマイン推しです。漫画も好きです…

猫の下剋上

本好きの下剋上好きの、オタク女子です。ちなみに私はローゼマイン推しです。漫画も好きです。少年漫画、少女漫画…etcなんでも読みます。

マガジン

  • 詩のようなナニカ

    最果タヒさんに影響されて、書き始めたよくわからないナニカです。

  • 厨二病ではない

    毎日のゴタゴタを書いたラノベのつもりです。適度に更新します。おそらく………ね。

  • 小鳥書房文学賞

  • 転生したら天才で美形の少年でした。

  • ミステリー部

最近の記事

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本好きの下剋上は、何故共感できる?

これはとても重要ですっ!(初めてなのに、何故か、ハイテンション)何故なら私、本好きの下剋上の大ファンですから!ふふん。(いや、だからこの記事書いてんでしょう。威張ることではない!断じてない!) さて、前振りがちょっとだけ長くなったけど、(ちょっとじゃない!凄く長い!)はじめまーす。(無視するな〜!) まず、結論から言うと、それは、私が本好きのオタク女子だから❣️(結論早い!もっと丁寧に説明しなさい!ハアハア)隣にうるさい人がいますが、言っていることだけは正論なので、(誰が

    • 32回目の告白

      抜けるような青空に、白い雲が点々と散らばっているのをぼんやり眺めた。屋上のフェンスに寄りかかって見える眼下には、たくさんの生徒が行きかい、各々騒ぎながら写真撮影していたり、花束を渡されたりしている。 ーー卒業か。 実感ないなあ、なんて思ってまた青空を見上げる。しばらくそんな時間が続き、不意にガチャリと扉が開く音がした。 「ーーやっぱりお前だったか」 いつもの声が、耳に届く。 「ーーその言葉もそろそろ飽きてきました」 青空からその人に視線を移し、口を開く。 「来てくれてありがと

      • オレンジのベール

        「…終わらせましょう」 夕日が消えても夜の闇が辺りを包むといったこともなく、街の明かりで照らされた彼女の顔はそれはもう、泣きたくなるほど綺麗だった。 …いや、泣きそうになっているのは別の理由だと、本当はわかっている。 「…もう、だめなんですか」 口からこぼれるように出た声は掠れていて、彼女は困ったように微笑んだ。 ずっと前から予感はしていた。 ただ。口に出してしまえば、その瞬間終わってしまうだろうと、わかっていたから、いつも耳にまで響くような、過剰な鼓動を抱えて笑っていた。

        • さみしいね鰐

          きみはもう死んでいるね それすらも忘れ、ぼくはただ毎日をのうのうといきている。 ぼくの犯した殺人はもう時効です。 腹わたはもう引きずり出されてるけど、 それすらも感じられない つまさきが冷たく感じる十二時過ぎ。 昔遊んでた人形はただの人形だと気づいたのはいつだったのかな。 なんてこった、サンタクロースはいないんだね。 信じていたものはなんでしょう。 さみしいね鰐。 きみの目はようく見るとビー玉。ガチャガチャしてる青が綺麗だよ。 生まれた日が違っても、死ぬ日が違っても

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        本好きの下剋上は、何故共感できる?

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        • 詩のようなナニカ
          6本
        • 厨二病ではない
          4本
        • 小鳥書房文学賞
          3本
        • 転生したら天才で美形の少年でした。
          3本
        • ミステリー部
          1本
        • にゃおの事件簿
          4本

        記事

          note書き初め

          あけましておめでとうございます。ついに、2024が始まってしまいました。 それより。それよりだよ。 あああああああああああああああああああああああああああああああ。 受験の年が呪われた年がやってきてしまった。 もう一年後には受験で死にそうになってるんだろうな。 ーーーもうすでに死にそうなのに…?受験にストレスに私は耐えられるのだろうか…? …………ま、まあまあ、別にね。死にはしないし。きっと大丈夫でしょ。 というかこれ以上受験のことを考えたくない。 それが本音です。 なので、

          note書き初め

          血液があおになるまで

          死にたくなるしゅんかん、 持久走の一時間前 テストの三日前 本を読んだ1秒後 雪が降って空が薄暗くなる日の朝 君がマフラーを首に巻く寒い夜 血液があおになるまで生きていたいね あいを生成して 人体錬成は罪だけど、 君のために遺伝子すらも捨て去ってあげる かわいそうな人が一生懸命に生きているのを見ると愛おしくなるのは、ぼくが偽善者だからですか。 ソクラテスも、ニーチェも、孔子も教えてくれない、わたしと君だけの秘密 私の心臓を抉り取って、コーティングして、バレンタインにあ

          血液があおになるまで

          とってんからりん、ぼくの色

          君は綺麗だね いっそ死んで永遠に                           *       *       * 君の血の色は緑なんだってママが言ってた だから遊んじゃ駄目ですよって               *       *       * 夕日が食べたいくらい真っ赤だったから今夜はトマトスープにしよう とってんからりん、ぼくの色        *       *       * 青空を見ると死にたくなるね 月は綺麗じゃないけど 死んでもいいわ    

          とってんからりん、ぼくの色

          優しい小雨かと思ったら酸性雨

          推しのスターには、享年を迎えて家族やファンに惜しまれて死んでいくくらいなら、いっそのこと飛び降りして派手に死んでほしいと思う私は悪なんですか 悪なんでしょう 屑と呼んでくれ          *      *      * 死のうと思えば思うほど生きたいと願ってる 死にたい          *      *      * 優しい小雨かと思ったら酸性雨 いたい。          *      *      * 夢はみるよりみられるほうがいい  期待するより期待されて

          優しい小雨かと思ったら酸性雨

          小鳥書房文学賞に応募してみた………い

          11月4日 ちょっと、昨日と一昨日、フィーバーしすぎたせいで、今日はあまり文章が書けません。 あれでも削ったんですよ。 なんならさっき、最初の方の文章を昨日と一昨日ともに、大幅に削ったんで、昨日(11月3日)までに閲覧していた人しか知らない幻の文章があります。地味にお気に入りの文章だったから、ぴえん。 …今、ぴえんって死語なんかな。 まあ、いいや。 今日は特段書く内容ないので、だらだら駄弁ります。 あ、『実は今〜』みたいな話とかいいですかね。 実は今、テスト期間中で、日記書い

          小鳥書房文学賞に応募してみた………い

          小鳥書房文学賞に応募してみた………い

          11月3日 今日は、「敦盛の最期」について語りたいと思います。 皆さんもやったことがあるんじゃないでしょうか。 きっと中二の国語の授業で。 そうです。私は、今、国語で「敦盛の最期」をやってます。 楽しいです。 で、簡単に内容を説明すると、 一之谷の戦いで負けた兵士軍の残党を探す、主人公熊谷次郎直実は、身分の高い将軍を討ち取りたいなあと思いながら海のほうへ向かう。すると波打ち際を逃げる平敦盛を見つける。見るからに身分の高い敦盛を倒そうと、熊谷は敦盛を挑発し、向かってきた敦盛を

          小鳥書房文学賞に応募してみた………い

          小鳥書房文学賞に応募してみた………い

          11月2日 今日、私は家を出た瞬間 「うわあ」 と悲鳴をあげました。「うわあ」?「うわお」ぐらい低い感じかも。 悲鳴をあげた原因は、ヤツです。そう、あの黒光りの体を持った、Gから始めるヤツです!…ん?ちょっとまって、ゴキブリって英語でなんていうの? つづりとしては、絶対Gからじゃない。 今、予測変換でヤツのイラストが出てきた。なんか本物そっくりでヤツの名前を打ったことを後悔している。誰がイラストをデザインしてるのかい知らんけど、マジで恨むわ。もっとクオリティ上げる部分、他にあ

          小鳥書房文学賞に応募してみた………い

          もし君が運命を信じなくても

          あなたは運命を信じますか。 そんな言葉を雑誌で見つけた。 ……運命かあ。 運命など、何度も出会った。 というとかっこいいけど、出会ったのは漫画やアニメなのさ。 「リョー」 そんなことをつらつら考えていたら、不意に名前を呼ばれた。 「えっなに」 慌てて顔を上げると、光希が私の顔を覗き込んでいた。 「さっきから呼んでたんだけど、聞いてなかったでしょー」 「え、ごめん、マジで?どした?」 ずっと呼ばれてたらしい。全然聞こえてなかった。 「いいよー。てか、リョウ、体育祭実行委員会があ

          もし君が運命を信じなくても

          これってつまり来世

          もういいやと思ったらしい僕が飛び降りるのが12秒前 君と出会うのが10秒前 恋をするのが8秒前 微笑みあったのが2秒前 これ以上ない幸せが0秒前 これってつまり来世じゃんね               あ   シャンプー買わなきゃ             *    *     * 麦茶の氷が溶けてカランという間に にゃくにゃくするのがこんにゃく 今日の夜は鍋 汗が落ちる間に 卵を入れて 餅巾着は必須 あ ちくわぶを入れてない から死にたい ツートンツートン ツーツート

          これってつまり来世

          君と私の中間地点

          噂する側の人間は 人の噂は七十五日っていうけど あんたら私の顔見るたびに思い出すでしょ それってもう永遠 体は傷つかない殺人だね 死んでからも殺される方法 。             *   *   *  エゴサって体を傷つけないリスカだね つぶやきの数だけ腕の傷が増えるよ 誰にも気にされずに死にたい、             *   *   * お茶越しに見える君がこの世でいちばん綺麗だと思う 棒アイスが冷たい甘いモテたい             *   *   

          君と私の中間地点

          厨二病ではない④

          第三章〜古き良き美少女転校生〜「はじめまして。花柳有栖です」 突然ですが、僕たちのクラスに女の子がやってきました。気が強そうに見えるけど、とても美人な女の子です。そんな彼女への奴らの反応は? …振り向かなくてもわかる。 花柳さんが入ってきたとき、フリーズしていたけれど、今は圧がすごい。一言で言うと暑苦しい。 「わたしは、入学式の時からこの学校にいるべきだったのですが、二週間ほど遅れてしまいました。ですが、これからよろしくお願いします」 にこりとしながら、よく通る声で挨拶した花

          厨二病ではない④