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長くて豪華な卒業式

12月17日 配属校で卒業式が行われました。日本の卒業式とパナマの卒業式はどのように違うのか。いつもより少し身だしなみを整え臨みました。

小学校大学の卒業式(の式後の写真撮影)の記憶は色濃く残っているのだけれど、中高の卒業式は全然覚えていません。不思議。

でもどの卒業式も厳かな雰囲気だったのはおぼろげに覚えています。果たしてパナマの卒業式はどんなものなのか。期待を胸に臨みました。

10時 体育館にてスタート 

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華やかな演奏を奏でる吹奏楽部

イベントが大好きなパナマ人。卒業式も全力で臨んでいました。美容院でバッチリに決め、華やかなドレスを纏った女性教員、背広とネクタイを締め凛々しくみえる男性教員。気合の入れ具合がビシバシと伝わってきます。

4時間

卒業式本番に費やした時間です。中高一貫校で9年生と12年生を合同で行ったため物凄い時間がかかりました。そして暑いのが何よりつらい。

中学3年と高校3年生全員に卒業証書を授与するために一層時間がかかります。ここで既に3時間が経過。授与が終わり、式が終わるかと思われた頃,大きな箱が運ばれてきます。

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企業が卒業生のためにプレゼントを用意してくれているのです。そして始まるくじ大会。

教員がくじを引き、名前を呼ばれた生徒が前に出ます。その生徒は大型テレビを受け取っているのです。その後もさまざまな景品が数人の生徒に手渡されていました。生徒も教員も保護者も祝福の拍手を送っていました。

日本だったら判子や辞書を卒業記念品の定番です。配属先の皆に同じ記念品ではなく、個人に大きな記念品をという文化が面白いです。

ただ、私は好きになれないですね。複数に豪華な景品を与えるより、全員に教科書を配る文化の方がよっぽど魅力的だと思う。

受け入れるしかないんだけど。










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