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『お金の流れで分かる世界の歴史』を読みました

世界史でお金・富・財がどう蓄積され
どう流れて行ったのかをテーマに
元国税調査官 大村大次郎さんが書いた本です。

世界の歴史は人類が財や富をいかに求めてきたかと言うこと。

お金をうまく集め適性に分配出来る者が政治力を持つ。
そして戦争に勝つ者は必ず経済の裏付けがある。

国家の維持には「徴税システムの整備」と「国民生活の安定」が絶対条件。

徴税がうまくいっていると富み、役人が腐敗すると国家財政が傾く。
官僚が巨大化するほどに腐敗する可能性は高くなる。
お金の流れで分かる世界の歴史 大村大次郎


古代から現代まで世界史の教科書で勉強した事件をお金の流れ、税金面から見ています。

古代エジプトやローマ、オスマントルコや無敵艦隊、大航海時代、フランス革命……そして2度の大戦からソ連崩壊、リーマンショックまで。
そういう見方もあるのか~と思う部分が多数。

添乗員時代に知っていたら、仕事上の案内に役立てられた気がします。

そして現在はタックスヘイブンに富裕層が逃げ込むために税をかけられなくなり、中間層以下に厳しい課税のしわ寄せ……これは国が崩壊する時のパターンと警鐘を鳴らしています。


この本は2015年の本。
今はこの時より経済は悪化しています。
今後の日本経済はどうなっていくのか ((+_+))


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