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EU・€・シェンゲン協定の違い

添乗員の頃によく感じたことですが、この3つがゴチャゴチャになってる方が多い気がします。

ユーロに加盟していても、通貨が€でない国はたくさんあります。

例えば、デンマーク、スウェーデン、チェコ、ハンガリー等々。

こうした国の観光地では€がそのまま使えるお店が多いですが、スーパーや電車代では使えない場合がほとんどです。

「何で€が使えないんだ!」と怒る方もいましたが、自国通貨が€でないのだから仕方ないことです。
日本で外貨がどれだけのお店で使えますか?

そしてヨーロッパを旅していると、シェンゲン協定加盟がどうかも問題になります。
この協定がEUかどうか、€かどうかとは違うのでややこしくなります。

シェンゲン加盟かどうかで入国審査がどこになるかが異なります。
最初の到着地で入国審査、最後の出発地で出国審査です。

訪問国とスタンプの国が違うのも仕方のないこと。
パスポートに日付や国名を書き込む人いましたが、禁止ですよ!
パスポートはメモ用紙ではありません。
超厳しい国だとパスポートのメモ書きだけで入国拒否されます。

シェンゲン加盟国で乗り継ぎの際には、審査にかかる時間の余裕が必要です。
特に初めて行く大きな空港では、その空港のミニマムコネクティングタイムでは難しいかもしれません。

人数が多いのに乗継時間がタイトだと精神的にキツかった記憶があります。
迷子を出さず、乗り遅れず……。

そんな時に質問されても、キチンと答えられません。
「ケチ」と罵声を浴びさせる人もいましたが、自分のお客様のケアが最優先です!

帰りは免税手続きも最後の空港でないと出来ない国もあるので、要注意!

スイスはEUではありませんが、シェンゲンには入っているので注意が必要です。
逆にイギリスはEU加盟の頃もシェンゲンには入ってませんでした。

陸路での国境越えはシェンゲン間はノーチェック!
国境の税関等の建物もなくなった場所では、小さな看板しかないので、気付かぬうちに国境を超えていることも多々ありました。

国境の街では、安いものを求めて国境を超えて買物するのが当たり前の風景♪
島国の日本では考えられないですね。

県境のように行き来していても国境なので、何かあるとセキュリティチェックが行われたり、国境閉鎖されたりします。

今はコロナで国境を超えられない国が多いと聞きます。
国によっては州の移動にさえ規制がある場所も…。

早くコロナが過ぎ去って普通に行き来が出来るようになると良いですね♪

そしたら久々に海外旅行(^∇^)
パスポートが切れる前に行きたいなぁ!

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