EU委員会委員長確定とその他の役職の整理

EUの行政トップにドイツのフォンデアライエン現ドイツ国防相が欧州議会の承認で決まりましたが、EU関係は登場人物が多くてよくわからん、だったので整理しておきます。

まず今年(2019年)5月にヨーロッパ議会(欧州議会)選挙がありました。
これは5年に一度4と9の年に行なわれ、定員751人。有権者は4億人で世界で一番広いエリアで行われる選挙です。ちなみに二重国籍の人がいて、100万人ほどは二重に投票

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Tech Open Air 2019 day.1(前編)NBT Session - Next Big Thing

さて、ベルリンのtech & artカンファレンスであるTOAの初日です。

初日のプログラムは基本的にサテライトカンファレンスで埋められています。
ベルリン市街の様々なワーキングスペースで、カンファレンスやPitchコンテストが行われるのです。

全てのセッションで印象に残っている光景があるのだけど、それは会った人に実際に口頭で話すとして、noteでは以下2つのセッションに絞って代表的に感じたこ

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Tech Open Air 2019 day.0(開催前日)

気になっている中で、まだ行ったことがなかったテクノロジーカンファレンスであるTOA2019に来ています。

TOAはベルリンのtech & artイベントで、数年前から開催されています。
開催団体自体が法人になっていて、ベルリンを中心に、ヨーロッパのテクノロジーコミュニティの一角を担っている存在です。
昨年は日本版をインフォバーンが主催したようでした。今年はやるのかな?

本番はDay.2-3で、

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ラガルドECB総裁に抱くイメージ

「とりあえずラガルド」の実現
 欧州中央銀行(ECB)の次期総裁にフランス出身のクリスティーヌ・ラガルド国際通貨基金(IMF)専務理事が指名されてから1週間が経ちました。欧州経済・金融情勢をウォッチしている向きからするとこの指名は本当にサプライズであり、今も驚きが冷めやらぬという印象です。これまでも欧州で高級ポストが空くたびにラガルド氏の名は挙がってきました。ECB総裁はもちろん、EUトップである

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得したのはイタリア!

イタリアはいつも得している。食べ物はピザやパスタからジェラートまで美味しいし、男性も女性もラテン系で元気で明るい。イタリアのブランドは自動車でも時計でも靴でもかっこいいし、それこそ、ノーブランドでもイタリアの革の手袋なんてオシャレだから。・・ではない。

EUの主要機関人事が進んでいる。特にECB総裁としてラガルド氏が指名されていることがイタリアに得になる理由である。ラガルド氏に決まったことで金融

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