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自分の力でドライブする

記事を書きかけたまま仕事と生活に追われ、気がついたら1ヶ月前のことになってしまっていた、、
中途半端な文だけど、とりあえずでも自分の記録として残しておこうと思う。


働き始めて3週間が経とうとしている。
この3週間の体感速度は不思議で、1日はあっという間に感じるのに、数日前、数週間前のことはずっと前のことに感じる。
終始研究の進み具合をもうプッシュし始めた、今年の春〜夏と近い感覚がある。しっかり一つのことに集中している(というかせざるを得ない)感じ。

この3週間は、プロポーザルのチームに入り仕事をしていた。
チーム自体は夏の終わり頃から活動をしていたらしく、私は大詰めにかかるタイミングでの途中参加になった。

week1: 自分のペースが掴めず振り回される

メンバー同士で対話を重ねながら提案の解像度を上げていくスタイルだということは元々話には聞いていたけれど、いざ蓋を開けてみると驚くことが多々あった。

やんわりしていて結論の出ない「ミーティング」、あらかじめ確認してから進めていたのにまるっとひっくり返される方針。
いい案を出すためには軌道修正が必要なことも分かってはいるけれど、「そこはあらかじめポイントだけでも抑えておけばいいのでは?」みたいなことが多かった。

今回のチームのメンバーは比較的働きまくる人たちばかりで、夜中までずっとフル稼働、という感じだった。
途中参加なのでそれまでの情報を集めたくて、できるだけ話し合っているところにいて聞こうと思っていたが、みんな夜型なので時間帯がかなり遅い。そして話がなかなか進まない…。

自分は模型製作を進めるくらいしか頼まれなかったし、参加させてもらえなかったので、それを進めていた。
1日中100%の集中力で取り組んでも終わらない作業量。
22時くらいまで頑張ってやるけど、それ以上続けると次の日が使い物にならないので急いで帰る。全力のスピードで夜ごはんを食べ、お風呂に入り、すぐにベッドに飛び込む。笑

祝日も土曜日も朝から晩まで作業した。途中バイトの子が来て模型作業やってくれたけど、圧倒的にスピードが遅い…(もちろん、来てくれるだけありがたいのだけど)。
そのくらい頑張って、ギリギリのところで(なんならこっそり仕事残した)日曜日だけお休みを確保した。

他のチームの先輩方にちゃんと休んでね?と言われる始末。
ロングスリーパーにはギリギリの睡眠時間と生活リズムだなあ、と、1週目を振り返って感じた。今週は糸を切らさないように頑張って保ったけれど、このペースを維持できるのはたかが知れていた。

week2: 改善の試行錯誤

もっと賢いやり方で仕事をこなしていかないといけない。そう思い、2週目は改善点を探して動いてみた。

まずは自分のこと。
集中しすぎて脳みそがオーバーヒートしないように、集中度のペース配分をする必要があった。仕事内容の全貌を把握するために、各メンバーから聞き出すようにした(と言っても誰も全体をしっかり把握している人いない、もしくは共有しないんだけど。それは問題だと思っている)。

その上で、自分じゃなくてもいいと思うところは他の人に積極的に頼むことを考えた。
1週目でバイトの学生のキャパがなんとなく把握できたので、彼らのスピードを上げられるように準備をした。切り出すガイドの作成、自分で一つ試作して、使う材料と作り方のコツを初めに伝えるようにした。
あまり伝えすぎてしまうと単純作業になりとんでもなくつまらなくなるので(自分もそういうことがあった)、ここは自分で自由にしていいよ、という余白を残しておき、それも伝える。

「抑えておいてほしいポイント」だけ守ってもらい、作業効率を上げながら考える創作の楽しさも残すことで、バイトさんのモチベーションが上がることを期待した。
あとは定期的に声をかけて、感謝の気持ちや「すごい!めっちゃいい!」というポイントを伝えるようにした。雇っているバイト、という感じではなく、友達同士のような、血の通っているコミュニケーションが必要だと思った。これは他の先輩がやっているのを近くで聞いていていいなと思ったのでパクった(どんどん盗んでいくのもきっと大事)。笑

チームのメンバーは他のプロジェクトもやっていてなかなか捕まらないので、確認したいことをまとめておいて、通りかかったときに逃さず捕まえ、一つ残さず確認。それまでは他のできる作業をどんどん進めた。

本当はもっと案だしに参加したくて一人のメンバーに提案したけれど、「模型進めておいてほしい」と跳ね返されてしまった。悔しいけれど、今自分ができるのは、自分に与えられた仕事のペースを掴むことだけだった。
でも試行錯誤のおかげで、自分と、何よりもバイトの作業スピードが劇的に上がった。余裕を持って作業が終わる目処を立てることができ、他のことも頼んでもらえる「成長のチャンス」が生まれた。

ハンドルを手離さないこと

先日の記事の最後に書いていた、就職先で「何をするか」ということを考えていて、それについて書こうと思ったけれど、そんな間もなかった。
これについてはまた後日、別の記事に。

正直今は考えながら働いたり暮らしたりするので精一杯なところがある。
でも、どんなときでもハンドルを握っているのは自分だという意識を無くさないようにしたいと思っている。何も考えずに、誰かに頼まれたことを淡々とこなすだけにはならないようにしたい。
少しずつ慣らしていって、もっともっと自分の思いついたことをたくさん試してつくっていけるようになろうと思う。

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