megumu

デザイン | 建築 | 環境 | 愛着 | ものづくり 人にも環境にも優しい表現者を目…

megumu

デザイン | 建築 | 環境 | 愛着 | ものづくり 人にも環境にも優しい表現者を目指して。 見たもの、感じたこと、自分の記録。

マガジン

  • HSP日記

    自分のなかのあるあると悩み。

  • こだわりのモノたち

    完全なる独断と偏見による、推しプロダクト。 ただモノへの愛を語るだけのマガジンです。

  • 環境問題を考える

    環境問題について知ったこと、感じたこと。

最近の記事

  • 固定された記事

2028年6月30日に、またここで会おう

『2020年6月30日にまたここで会おう』 これは昨年急逝した瀧本哲史さんの、「伝説」の講義である。 つい先日、いつものようにフェイスブックをチェックしていたときに、たまたまこの講義に関するサイトを見つけた。恥ずかしながら瀧本さんのことは全く知らなかったのだが、このような「大人」や「先輩」の話や講義を聞くのが元々好きだったので、ちょっとした興味本位でページを開いてみた。 初めはちょっとだけ見て終わりにする予定だったのだが、読み始めると手が止まらず、結局一気に読んでしまった

    • 「自分のため」の寄付

      2年半かけて伸ばしていたロングヘア。 バッサリと切り落としてショートになった。 切った長さは、32cm。 ヘアドネーションってなに? 「ヘアドネーション」という言葉を聞いたことがあるだろうか。 先日私が調べた時点では、実施しているのはJHD&C、NPO法人HERO、つな髪の3団体。 「ヘアドネーション」で検索するとドネーションの仕組みや方法などが一通り見られると思う。 私がこの取り組みを初めて知ったのは10年ほど前。まだ高校生だった。 当時は自分ごととして捉えることは

      • 2023振り返り -暮らしとデザイン-

        12月31日。今年もこの日がやってきた。 もうやってきてしまったか、早いな、という焦りのような気持ちと、 ああ、今年も無事1年が終わるのかという安堵のような気持ちが入り混じる、不思議な気持ちの日。 大晦日に1年を振り返って記録を残す習慣も、気づけば10年目くらいになった。高校〜大学の頃は手帳に、大学院生になってからはこのnoteに。 毎年フリースタイルでやっていて、机の上でPC(あるいは手帳)を開いてみて、その場で感じたことをその時良いと思ったまとめ方で書き連ねている。 今

        • 考えを外に出す勇気

          2023.03.10 トウキョウ建築コレクション(通称トウコレ)2023、修士論文展の公開審査会にファイナリストとして参加した。 自分は『中山間地域内で自然形状木の建材利用を容易にする情報技術の研究』というタイトル。曲がりや枝分かれを持った"クセのある木"である自然形状木を、3DスキャンやMR(複合現実)などの情報技術を使うことによって設計や製作に取り込めるようにしよう、ということを試みた研究である。 Youtubeの映像では1つ目(上のリンク)の59:50-で発表、1:3

        • 固定された記事

        2028年6月30日に、またここで会おう

        マガジン

        • HSP日記
          3本
        • こだわりのモノたち
          4本
        • 環境問題を考える
          2本

        記事

          初めての"冒険"

          2022.12.29-31 "秋川・多摩川 journey vol.4" 昨年の暮れ、羽田から檜原村(と言いつつゴールは武蔵五日市)に向かって多摩川と秋川沿いを歩いて遡るという企画に参加してきた。 2泊3日、総距離にして70km。 この企画自体は今回で4回目。1回目の2018年は檜原から羽田を目指してボートで下り、2回目の2019年は檜原から羽田を歩いて下り、そして3回目の2020年は多摩川の源流・笠取山(山梨県)に向かって登ったのだとか。 わたし自身は今回が初めての参加

          初めての"冒険"

          地に足つけて、軸をつくる

          秋頃から続く忙しさをそのままに、大掃除もしないまま2023年がやってきてしまった。 仕事自体はクリスマス頃にひと段落していたのだけど、思いもよらぬ方から想いを告げられたり、長年付き合っていた恋人に対するもやもやした気持ちを整理せざるを得なくなったり、はたまた羽田から多摩川沿いを歩いて遡ってみたり、いろんなジャンルの出来事がどっと押し寄せてきていた。 多摩川と秋川を遡るイベントに大晦日の夕方まで参加し、ヘトヘトの身体でようやく家に帰ったけれど、例年のように1年の振り返りをす

          地に足つけて、軸をつくる

          言葉

          私の周りの人は、よく、私に言葉を刻んでくれる。 今に始まった話でもないのだけど、今年は特にそのことを強く感じた1年だった。一部今年のことではないものもあるけれど、この機会に記録しておこうかなと思う。 「めぐは、お金が稼げる / 稼げないだけじゃない、大切なことがわかる人」 昨年、久しぶりに会った小学校の恩師。将来のことについて悩んでいた時期で、叶えたい夢や就職のことについて相談したとき、この言葉をくれた。 わたしがクラスの友人とうまく馴染めなかったとき、そっと見守っていて

          自分の力でドライブする

          記事を書きかけたまま仕事と生活に追われ、気がついたら1ヶ月前のことになってしまっていた、、 中途半端な文だけど、とりあえずでも自分の記録として残しておこうと思う。 働き始めて3週間が経とうとしている。 この3週間の体感速度は不思議で、1日はあっという間に感じるのに、数日前、数週間前のことはずっと前のことに感じる。 終始研究の進み具合をもうプッシュし始めた、今年の春〜夏と近い感覚がある。しっかり一つのことに集中している(というかせざるを得ない)感じ。 この3週間は、プロポー

          自分の力でドライブする

          答え

          先月末、大学院を修了した。 コロナが始まって半年くらいのタイミングで入学したこともあり、授業や研究室の活動はオンラインがベース。研究室の同期全員で集まれたのは、この日が初めてだった。顔も名前も知っているのに、生身の人間として対峙するのが初めてで、思ったより背が高いなあとか、不思議な「はじめまして」だなあ、とか、色んなことを思った。 やっと集まれたみんなで、修了後はどこで何をするのか、という話をした。 秋入学だったこともあり日本人は私だけなのだけど、母国中国に帰るという女の

          ”いいもの”をつくること

          修士論文を出し、発表を終え、最後の夏休みがやってきた。 本来であればスッキリした気持ちで卒業まで遊び呆けていたかもしれないけれど、そうも言っていられない。 秋、卒業した後の進路がない。 就職先がない。 これまでの学生生活の中で就活をするチャンスは、つくろうと思えば幾度となくあったと思う。 でもそれ以上に、学生のうちにしかできないことや受けたい授業、聞きたい話が山ほどあって、「そんなこと」に時間を費やすのは勿体無いと思って避けてきていた。 だからこうなっていることは至極当た

          ”いいもの”をつくること

          わたしと扁桃炎 7days

          先日、高熱を出して寝込むことがあった。 比較的丈夫な身体のまま育ってきた私は、高熱なんて滅多に出さないし(中学生の頃に一度だけやった)、出したとしても1日寝れば下がるレベル。 毎年予防接種を受けているのもあると思うけどインフルにかかった記憶もないし(たしか3歳くらいのときに一度かかったきり)、コロナの予防接種ではしっかり副反応が出て高熱を出したけど、普通に病気で高熱を出したのは10年ぶりくらい。 その代わり(代わりではないが)、喉はよく痛める。ちょっと空気が乾燥していたり

          わたしと扁桃炎 7days

          2021備忘録

          もう少しで2021年も終わり。 毎年思いすぎてもはや当たり前の感覚みたいになっているけど、本当に1年ってあっという間だよなあ。 大晦日に1年間を振り返って感じたことをノートに書くのが、高校生になったくらいから毎年恒例となっていて。これまでは紙のノートに個人的に書いていたけれど、昨年からnoteにも自分の記録として書くようになった。 今年は(というか昨年くらいからだけど)、いろんなことに取り組みすぎて何月に何をしていたかを思い出せないレベルなので笑、 何に挑戦したか、その結

          2021備忘録

          生きるために 表現する

          表現することを避けていた時期があった。 自分の感情や気持ち、内側にある何かを、言葉や表情、絵など、 目に見える形にするということ。 たとえ意図していなかったとしても、それらが自分以外の誰かに、 届く、伝わるということ。 ----------------------------------------------------------------------------- 小さい頃のわたしは、帰国子女だったから英語が喋れて(今はそんなこともなくなったけど)、成績も良くて

          生きるために 表現する

          プレゼントは誰のもの?

          3年ちょっとお付き合いをしている恋人と、初めて喧嘩をした。 これまでも不穏な雰囲気になることは何度かあった。でもそれは喧嘩というより、どちらが悪いというのがなんとなく分かった状態の「アクシデント」だった。どちらかがどちらかを(意図せず)傷つけてしまって謝る、と言った感じの。 今回のはこれまでとは違った。お互いが対照的な意見を持っていて、それをぶつけ合うという、ちゃんとした(?)喧嘩だった。 喧嘩のきっかけになったのは、自分が恋人の誕生日プレゼントを選ぶのに「気が乗らない

          プレゼントは誰のもの?

          傘は使い捨てるものではありません。

          これは昨日のこと。 首都圏が大雨と強風に見舞われた。 (外出していた皆さん、ご無事でしたか?物が飛んできそうなレベルで風が強かったのでわたしも不安でした) わたしもちょうど外出中で、傘をさしても意味がなくなるくらいの強風にもはや笑うしかなかった。もう濡れるしかないかあ、と半ばあきらめモードだった。 傘をさすのをあきらめ、濡れながらなんとかショッピングビルにたどり着くと、入り口で衝撃の光景を目の当たりにした。 強風で壊れてしまった傘が数本、ゴミ箱に突っ込まれていた。

          傘は使い捨てるものではありません。

          使いやすさと引き換えに、心地よさを得る

          大学院のレポート提出や最終発表が終わり、ようやく春休みがやってきた。 春休みは2週間前くらいから始まっていたのだけど、研究室のプレゼンが終わってからは糸が切れたように無気力モードになってしまい、、バイトと時々の外出以外はひたすら頭を休めていた。 ようやくリセットできた気がするので、 ☝︎やるやる詐欺になってしまっていたこのシリーズをいい加減書こうと思う。待っている人がいるのかは知らないけど。笑 さて、記念すべき第一弾は、こちらの湯たんぽ。 今シーズン買ったもの。去年の1

          使いやすさと引き換えに、心地よさを得る