国際シンポジウム『モンゴル帝国から始まった世界史』
2023年9月30日(土)13:30~17:00
グリーンパレス @江戸川区
主催:モンゴル歴史勉強会(FB:Mongol history)
1.宮脇淳子(基調講演) 歴史学者、公益財団法人東洋文庫研究員。
「モンゴル帝国から始まった世界史」宮脇淳子氏講演
「なぜ世界史はモンゴル帝国から始まったというのか」
地球上初めての歴史書はヘーロドトス著「ヒストリアイ」(BC5世紀)
シナ世界で最初の歴史書 司馬遷著(BC1世紀)
歴史のある文明、歴史のない文明
日本文明は、シナ文明の対応文明である
歴史文化を生んだのは、地中海文明とシナ文明だけである。
インド、イスラム、アメリカは、文明も歴史もない。
古代中国、古代アメリカはない。歴史=政治(改ざんされる)
軽快な切り口でズバズバと話していました、もっと話を聞きたかったです。
また新しい著書が出るそうで、その講演も聞きたいです。
そして、学者ではない人の質問にもやさしく丁寧に対応されていました。
2. T.アルタンガバナ(千葉大学特別研究員)
「日本の満洲映画協会と内モンゴル映画の関係
一映画『内モンゴル人民の勝利』を事例に
日本の満洲映画協会と作品の紹介があった。
内モンゴル映画の関係について話して、
「内モンゴル人民の勝利」の事例を話した。
講演では触れなかったが、懇親会で満州について少し話しました、満州は興味深いですね、懇親会はここだけの話が聞けて良いですね。
以下は後で調べました。
満洲映画協会の2代目理事に甘粕正彦を起用したのは、岸信介である。
電通の前身は「満州国通信社」だ。
満州関連:里見甫、岸信介、甘粕正彦、出口王仁三郎、楢崎 皐月
3.白那日蘇(ハクナルス)(神戸大学協力研究員)
「20世紀前半の内モンゴル諸民族主義運動から徳王
の自治運動までーモンゴル統一独立の延長線だったのか」
□楊海英(総括・討論会) 宮脇淳子、T.アルタンガバナ、白那日蘇