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つるつる生きてた。そろそろ本気でずっしりと生きたい。

2023/11/13(月)
新月だからだろうか。
ここ数日、心がザワザワしたり、なんとなく気分が落ちていていつもの自分じゃなくなっていた。

どうにかしてこの気分を変えたくて、スピリチュアル系の本をひっぱり出してきて解決につながりそうな言葉を求め、ぱらぱらと読んでみたりするが一向に気分は変わらない上に、余計こんがらがってきた。

はー。どうしたものか。と思っていた。
ふと、直接解決になるものはないかもしれないけれど、昨日買ったばかりの山本ふみこさんの本を読んでみようかなと思いつき、さっそく読みはじめた。

読んでいるうちに、ふみこさんの文章に癒されこころがほどけてゆくのがわかった。なんだかほっとして、気がついたら少しこころが晴れていた。


2023/11/14(火)
なんでもない日々の出来事をnoteに書き留めてゆきたい。
今朝はとても冷える朝だった。とか
そんなふうなたわいのないようなことを。


エッセイストに憧れる。
本を読むのが好きだから、本を読むことや文章を綴ることが仕事になったらいいなぁと夢見ている。


家で仕事をしている人を羨ましく思うが、私は気が散りやすいし、うまく切り替えができるタイプではないので、家で仕事をするのは向いてないのだろうなと思ってあきらめていた。

しかし今朝、山本ふみこさんの本を読んでいたら(朝の早い時間に本を読むのがすきなのです)偶然にもそれに対する答えのような言葉があった。

「家で仕事をするってどんなですか?」
と、あちらこちらで尋ねられるようになった。
もともとわたしは「いじょく」であるから、助言のようなことがあったら、という訊かれ様である。そのたびにこう答えた。

「最初からうまくゆくものではない、と考えていたほうがいいかな」


最初からうまくはゆかないが、そのひとらしく慣れる、とは、だから、わたしの実感なのである。
近年、なんでも最初からうまくやれる、と思いこむのが流行っている。うまくゆかなさや、不慣れ、失敗は恐ろしく流行遅れで、そんなところで立ち止まっていないで、さっさと前に進みましょうというのが、現代のムードだ。
しかしほんとうは、たっぷりうまくゆかなさを味わい、不慣れを噛み締め、失敗して落ち込んでもがいたりして復活するという経験もしなければ、もったいないとわたしは思う。

山本ふみこ著書『あさってより先は、見ない。』


なるほど。
これは家で仕事をすることだけでなく、どんなことにも当てはまるなと思った。

失敗を恐れたり、失敗すること、悩みもがくことは避けたいと思ってきたけれど、そうすることでしか自分の経験値や生きる力みたいなものはついてゆかないのだろうなと。

傷つかないように、失敗しないようにさらさらつるつるぺらぺらと生きるより、時に泣いたり悩んだりしながらもしっかり地を踏みしめるように生きていきたいと思った。

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