よく働く優秀サラリーマンに潜む将来の貧乏リスクについて(短編)(3)
優秀サラリーマンにとって最大の関心事は出世である、出世こそが人生の成功者であると認識している。若くして部長になったとしよう、自分は成功者とばかり肩で風を切って歩く、今後の人生は明るいと感じている。
部長になったのだから部下にご飯を奢ったり、少し高級なスーツを着たり、家では車を外車に買い替えた。そして、たまには夜の店で豪遊した。これが典型的な優秀サラリーマンなのである。
果たして本当に成功者なのだろうか、所詮サラリーマン、部長になったとしても年収はおそらく「2,000万円程