プロダクトマネージャーを約半年やってみて

この記事は 貴族会 Advent Calendar 2018 5日目の記事です。

前日はyumechiさんの記事でした。

はじめに

初めまして。mgrと申します。好きな鳥貴族のメニューは「トリキの唐揚げ」と「つくねチーズ焼」です。

元々記事を書く予定は無かったのですが、2日目担当の尾田さんからの呼び掛けに応じる形で、ちょっとやってみようかなと思った次第です。

最近転職し、プロダクトマネージャー(以下PdM)という職種になって半年程度のペーペーではありますが、色々と振り返ってみようかと思います。

わたしの経歴

新卒で独立系SIerに入社し、プログラマ/システムエンジニアとして、流通・通信・小売・医療系のシステム改修を行ったり、セールスエンジニアの真似事をしたり、PMOの下っ端として働いたりしていました。

SESだったので、仕事場は自社ではなく常にお客様先常駐、短い時は3カ月ごとに案件が変わり、お客様の業種は様々……という感じで、半ば傭兵のようだったなと思っています。

紆余曲折ありその会社を辞めて、2018年3月1日より現職で働いています。

PdM is 何

下記のURLをお読み下さい。(他力本願 Style)

とっても大雑把に言うと、組織の「あるべき姿」「目指す姿」を、何らかのWebサービスや仕組み(=プロダクト)を利用して叶えるために、何でもする人だと思っています。

また上記URL先にも記載がありますが、プロジェクトマネージャー(以下PjM)とPdMは名前こそ似ているものの、やることが全然違います。

PjMは「期間内にどうやってる作るか」を考える人、PdMは「何のために何を作るか」を考える人。といった具合です。

約半年やってみて

転職当初PdMと聞いて「前職でPMO経験あるしいけるやろ!」くらいの気持ちではじめてみたものの、とにかく上手く行かない事の連続です。

まず転職した先(現職)は今まで未経験だった業種故、ドメイン知識が無く、キャッチアップだけでも一苦労……

プロダクトの意義を説いても中々理解してくれないユーザー……

進まない導入……すぐに改善しない業務効率……

正解の無い中での意思決定の連続……

一方で、エンジニアが大変優秀なことと、私の担当プロダクトは社内向き合いのため、ユーザ(=同じ事業部の方々)と心理的にも物理的にも会話しやすい環境であることは救いです。

とにかく一番キツいのは正解が無い中で最終ジャッジを自分で下さなければならないということ。

そのために「プロダクトは何のために生まれたのか」を常に念頭におきつつ「小さく始めて早く失敗する」ことが肝要だと思っています。

思っているからといって、実践できているかは別ですが……。

最後に

時々、下記の記事を読み返します。

プロダクトは、使うことによりユーザーが幸せになるために生まれた存在です。その効果を最大限発揮するために何でもするのがPdMです。

毎日ヒィヒィ言いながらではありますが、日々、自分とプロダクトの成長を実感できるので楽しいです。2019年も頑張るぞい。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。