甘々主義

時々、私は駄目な人間じゃないか、と思う。
だらだらしているばかりで、なにも頑張れていない。

毎日くたくたになるまで働いている人。
家事や育児に追われている人。
寝る間も惜しんで勉強している人。
夢に向かって突き進む人。

そうやって頑張っている人が沢山いる。
私にはとても真似できない。すごいと思う。
けれど頑張り過ぎじゃないか、とも思う。

息をして、飯を食って寝て、生きているだけで十分に頑張っている。それだけで偉い。

仕事や勉強は生きるための手段に過ぎない。
辛いなら別に頑張らなくていい。
死にたくなるほど頑張る必要はない。
自分が頑張りたいときに頑張ればいい。

少しくらい休んだって誰かに責められる理由にはならない。

体は元気でも心が疲れるときがある。
疲れたら少し休んで。
美味しいもの食べて、好きなことして、ゆっくり寝よう。

家事も育児もしないといけない事かもしれない。
けれど絶対ではない。
疲れているときに無理に頑張ってもより疲れるだけ。
休み休みでいいんじゃないかしら。

誰かに頼めるなら1日くらい頼ってもいい。
無理して頑張る方法より少しでも休む方法を探そう。

生きることが最優先。自分の健康が一番。
自分を犠牲にしてまで、しなければいけない事ってなんだろう?そんなものない。

子供はもちろん守らなければいけない。
子供自ら望んで生まれてきたわけではなくて、親の意思で産んだものだから。

けれど、親が元気でないと子供は不安になる。
無理をしてまで育児を頑張るのは誰の為にもならない。
だから、疲れたら少しでも休むことを頑張る。
誰かに頼ることを頑張る。

私には子供はいないし、特に責任もない。
比較的自由な身ではあるし、実際かなり自由に生きてる。
それでも疲れるときはある。

疲れたら休む。
眠かったら寝る。
お腹が空いたら飯を食う。
本能のままに生きている。

かなり自分に甘い。けれどそれでいい。
私が元気でないと生きていけない。
私が生きていないと意味がない。

世の中の人たちはもっと自分に甘くていいと思う。
なにか頑張らないといけない理由をつけて、無理矢理自分を追い込んでいるように見える。

頑張ることは素晴らしいことだけれど、たまには自分を甘やかすこともとても大事だ。

三大欲求に忠実すぎる日々を送っている今は私の人生史上最高に怠惰で甘々で幸せだ。

食って寝て起きて食って働いて食って
寝て寝て寝て寝て寝て

そのくらい甘くても死にやしねえ。
むしろ幸せな自堕落ライフだ。
頑張らないことを頑張る。

皆様も一度お試しあれ。

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