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イベント割 ~映画鑑賞のおトク情報!

このサービスがどれだけ宣伝され、メディアで取り上げられているのかは知らないのだが、映画館でコマーシャルを見て驚いたので、今回はそれを記事にしたい。

イベント割で、1,200円で映画が観られる!

その名も「イベント割」で、ムビチケ作品に割引が適用され、1,200円で映画が観られるらしい。条件は3回目のワクチン接種証明書をアップロードすること。一度に買えるのは5枚まで。予算上限に達すると終わってしまうらしいので、興味のある方は早めに購入したほうがよいかも。

わたしは旅行支援の恩恵にも与っていないから、ぜひとも使いたい。12月2日から販売開始らしいので、実際に買ってみたら、また報告したい。

年の差は関係なくない。邦画に対する苦言

あっという間に記事が終わってしまうのも、アレなので、邦画に文句を言っておきたいと思う。

まず、予告しまくりの映画『母性』である。見る気が全然しない。お母さん役の戸田恵梨香(1988年生まれ)と娘役の永野芽郁(1999年生まれ)で、11歳しか違わない。親子関係だというには、無理過ぎる。年が近すぎる。企画した人とか、おかしいなって思わなかったのかしら。撮影中に違和感を覚えなかったのだろうか。四十代や五十代で狂気を見せられる女優さんなんて、いくらでもいるのでは? 中年の女性をキャスティングすると、親が殺される呪いにでもかかっているのだろうか。それぐらいヘンテコリンだ。

次に映画『土を喰らう十二ヵ月』である。沢田研二(1948年生まれ、74歳)の恋人役が松たか子(1977年生まれ、45歳)って、一体全体どうなってんの? なんと、29歳差である。親子ほど、年が違うカップルもいるだろうけれど、そんな特殊な設定にする必要はあったのだろうか。正直言うと、60歳男性と40歳女性のカップルでも抵抗がある。

もちろん、ハリウッド映画も、男性60歳の相手役が30代、40代の女優ばかりでげんなりする。最近、観た『バルド』もそうだった。

『進化は万能である』という本にも書かれていたのだが、男は若い女が好き、生物学的にそうなのだ、という主張をよく見かける。それは別に構わない。否定もしない。しかし、その男性の希望と欲望って成就されるものなの? そして、現実の若い女性は高齢男性とお付き合いしているのだろうか。道で見かける若いカップルたちは、ほぼほぼ同世代に見えるのだが気のせいなのだろうか。

実験では、男性が魅力的に思う女性は20歳ぐらいだという結果が出ているらしい。別にその事実は全然かまわない。でもさ、魅力的に感じることと現実の関係性って違うよね? 魅力的な人だと思ったからって、付き合えないよね? 妊娠と出産に適した女性を選びたい気持ちはわかるが、子どもを育てる経済力はあるのか。現実の人間関係ってもっと複雑だよ。40歳会社員が20歳の女子大生と付き合う。法律的には何の問題もない。この男性を羨ましいと思うかどうか。わたしは20歳の女の子は何か問題を抱えているのだろう、としか思わない。お金がない、親との関係がうまくいっていない、とか諸々の問題を抱えている可能性が高い。

(あと、魅力的に思う異性の写真を選ぶ実験って本当に意味があるのだろうか、とも思う。実験条件の統制はできているが、科学的でも学術的でもない気がする。だって、倫理や文化が無視されているから)

沢田研二の相手役が奥様の田中裕子だったら、観ていたかもしれない、と思う。吉永小百合、風吹ジュンとかいるじゃん。大竹しのぶでも、ちょっと年の差があるなと感じてしまうかも。もう、松たか子なんて論外だよ!(松たか子さんは国宝級の女優さんです)

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