佐藤芽衣

映画感想文や読書感想文などをつらつら書いています。ごった煮アカウントです。ご容赦くださ…

佐藤芽衣

映画感想文や読書感想文などをつらつら書いています。ごった煮アカウントです。ご容赦ください!

マガジン

  • #エッセイ・日記

    日々の気付き、書いておかないと忘れてしまうけれど、また繰り返されるであろう思考について書いています。

  • #お仕事の話

    失業、無職、転職など、波乱万丈のお仕事人生。何が来ても意外と平気。今、落ち込んでていても何とかなるものです。

  • #映画感想文

    映画感想文です。備忘録です。分析的な批評はなく、ネタバレしています。

  • #読書感想文

    文芸書から自己啓発書まで、読書感想文として書き留めています。ご参考になれば幸いです。

  • #怪談牡丹燈籠 現代語訳

    三遊亭円朝の速記本『怪談牡丹燈籠』の口語文体を現代語訳しています。江戸の風に吹かれようではありませんか。

最近の記事

仕事中にプライベートの話を聞きたくない

今の会社はゆるい。これまでの、どの職場より、楽といえば楽。 しかし、そのゆるさって、独身労働者には適用されず、損をしている気分を味わうこともある。 今日は、いわゆる「子持ち様」のニュースが、彼らの話題であった。(知らない人はニュース検索してください。まあ、このネーミングもどうかと思っている) 彼らは、組織の構造的な問題もあるとはいえ、その根底には子どものいる既婚者に対する独身女性のねたみ、そねみがあるに違いないと結論づけており、イライラしたが、黙っていた。この話をしてい

    • まゆげが太くなる理由 テクノロジーとの関係

      ここ最近、まゆげを太くかくようになった。 (毎朝、メイクをしながら、メイクとはお絵描きなので、器用な人ほど、上手にできるのだろうな、と思ったりもする) まゆげを太くするのは、オンラインミーティングの機会が増えたからである。つまり、Zoom映りを良くするためにやっている。なので、チークもはたくし、鮮やかなリップクリームを選ぶようになった。 (太いまゆげがあると顔がはっきりする。グラデーションのアイメイクとかは、画面上にはあまり反映されないような気がしている) テクノロジ

      • 労働者をまっとうすると疲弊してしまい、noteを書こうという気力すら奪われる。疲れない体がほしい。

        • 無断欠勤する夢をみる

          わたしは友人の中華料理店に来ていた。仕事前なのだが、ちょっと寄るぐらいなら大丈夫だろう、と思っていた。 友人は雇われ店長で忙しそうに働いている。わたしはカウンター席で、細長い餃子を食べる。食べ終えて会計しようとすると、足の踏み場がないほど、厨房が散らかっている。まあ、会社に連絡をして、午前中は有給休暇にして午後から出勤すればいい。(冷静に考えると、すでに無断欠勤なのでアウト) 片付けをしていると、時計は夜9時を過ぎていた。今から出社しても1時間しか仕事ができないな。行かな

        仕事中にプライベートの話を聞きたくない

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        記事

          #映画感想文315『インフィニティ・プール』(2023)

          映画『インフィニティ・プール(原題:Infinity Pool)』(2023)を映画館で観てきた。 監督・脚本はブランドン・クローネンバーグ、出演はアレクサンダー・スカルスガルド、ミア・ゴス、クレオパトラ・コールマン。 2023年製作、118分、カナダ・クロアチア・ハンガリー合作。 ジェームズ・フォースター(アレクサンダー・スカルスガルド)は作家だが、六年前の一作目を出版しただけで、二作目を書けずにいる。妻のエムは出版社の社長令嬢であり、彼は妻の資産を頼りに生活している

          #映画感想文315『インフィニティ・プール』(2023)

          #映画感想文314『海がきこえる』(1993)

          映画『海がきこえる』(1993)を映画館で観てきた。 監督は望月智充、脚本は中村香、原作は氷室冴子。スタジオジブリ制作のアニメーション映画。 1993年製作、72分、日本映画。 舞台は1990年前後の高知県の高知市の高校。高校2年生の8月に転校生として、武藤里伽子がやってくるところから始まる。今も昔も義務教育ではない高校の転校生というのはめずらしい。彼女は東京からやってきており、土佐の人たちとは雰囲気がちょっと違う。男子は羨望のまなざしを向け、女子は馴染もうとしない里伽

          #映画感想文314『海がきこえる』(1993)

          #映画感想文313『コール・ジェーン 女性たちの秘密の電話』(2022)

          映画『コール・ジェーン 女性たちの秘密の電話(原題:Call Jane)』(2022)を映画館で観てきた。 監督はフィリス・ナジー、脚本はヘイリー・ショア、ロシャン・セティ、出演はエリザベス・バンクス、シガニー・ウィーバー。 2022年製作、121分、アメリカ映画。 舞台は1960年代のアメリカ。ジョイは郊外の専業主婦で中学生の娘がいる。ベトナム戦争に反対デモをする人々を街で目の当たりにして、彼女は時代の変化を感じ取っていた。そんななか、三十代後半の彼女は妊娠をして、心

          #映画感想文313『コール・ジェーン 女性たちの秘密の電話』(2022)

          #映画感想文312『オッペンハイマー』(2023)

          映画『オッペンハイマー(原題:Oppenheimer)』(2023)を映画館で観てきた。 監督・脚本はクリストファー・ノーラン、出演はキリアン・マーフィー、エミリー・ブラント、マット・デイモン、ロバート・ダウニー・ジュニア、フローレンス・ピュー。 2023年製作、180分、アメリカ映画。 オッペンハイマーは物理学者だが、学問一辺倒な人ではなく、大学の中に労働組合を作ろうとしたり、共産主義に傾倒したり、とめずらしい人であった。ドイツが核実験に成功すると、アメリカは負けじと

          #映画感想文312『オッペンハイマー』(2023)

          ここは行き止まり。出口はない

          ここ最近、かなり憂鬱だった。生きる意味とか考え始めてしまっていたので、非常にまずかった。生きる意味なんて、考えても仕方がないものなのに、無限回廊に迷い込んでいた。 ホルモンバランスの問題かもしれないと思ったが、幼稚園の頃から憂鬱を患っていたので、年齢のせいにするのもおかしな話。まあ、季節の変わり目と花粉症の影響は少なからずあるが、それが原因とまでは言えない。 思考の癖であることは確かで、これまでの人生で何度も同じことを繰り返し考えている。わかっているのに、矯正するのは、本

          ここは行き止まり。出口はない

          祝? fitbitデビュー!!

          自分ではコントロールできないほどのだるさ、眠気などを解消したいと日々思っていた。 一年で最も気温の低い2月は例年通り、心身ともに絶不調。何とか改善したいと思い、運動を習慣化するためにも、トラッカーを購入した。 わたしはiPhoneユーザーなので、AppleWatchを買うかどうかで、ずっと悩んでいたのだが、わたしのほしい機能の付いたものは、iPhone本体より価格が高い。それもどうかと思い、比較的安価なトラッカー機能に特化されている「fitbit charge6」を購入し

          祝? fitbitデビュー!!

          最近、漬物がうまい

          味覚が変わったのか、体質が変わったのか、久々に、たくあんを買って食べたら、おいしかった。歯応えがあるのがいい。たくあんだけ、ばりばり食べていたら、あっという間になくなった。塩分摂取が過多で、まずいなと思う。 そんで、久々に、べったら漬けも食べたら、これもまたうまかった。つぼ漬けでご飯を食べたいと思い、買ってある。きゅうりの浅漬けも作りたくなっている。 法改正などもあり、漬物の販売がピンチなのだという。何とか乗り切ってほしい、と今更ながらに思っている。 物価高も極まってい

          最近、漬物がうまい

          #映画感想文311『ビニールハウス』(2022)

          映画『ビニールハウス(原題:Greenhouse)』(2022)を映画館で観てきた。 監督・脚本はイ・ソルヒ、主演はキム・ソヒョン。 2022年製作、100分、韓国映画。 ムンジョンには、少年院に入っている一人息子がいる。息子が出てきたら、一緒に暮らしたい。それを夢見て、日々の苦難に耐えている。彼女はおそらく夫のDVか何かで離婚して、その後は農地にあるビニールハウスで暮らしている。これは、実際に韓国で社会問題になっており、絵空事の貧困ではないのだという。ただ、ビニールハ

          #映画感想文311『ビニールハウス』(2022)

          #映画感想文310『12日の殺人』(2022)

          映画『12日の殺人(原題:La nuit du 12)』(2022)を映画館で観てきた。 監督はドミニク・モル、脚本はジル・マルシャン、ドミニク・モル、出演はバスティアン・ブイヨン、ブーリ・ランネール。 2022年製作、121分、フランス映画。 大学生のクララは、親友のナニーの家で過ごし、帰宅途中、男に呼び止められ、アルコールをかけられ、火をつけられる。死因は窒息死。生きたまま焼かれ、彼女は亡くなる。 この事件の捜査の班長であるヨアンは、常に冷静で淡々と仕事をこなして

          #映画感想文310『12日の殺人』(2022)

          労働者には時間の決裁権がない

          時間の使い方は、自分次第、裁量が天から与えられているとも言える。しかし、本当に時間を自由に使えている人はそれほど多くない。 時間の融通が利くからと、非正規雇用で短時間で働く人もいるが、これはまったく自由でも何でもない。そもそも、シフトが自由で、好きなときに好きな時間分だけ出勤できるなんて職場は存在しない。「人が足りないから来てほしい」と言われ、毎回きちんと断れるだろうか。よしんば、断れていたとしても、次回の契約更新の際、びくびくしないだろうか。フリーランスも、自営業者も然り

          労働者には時間の決裁権がない

          アカデミー賞2023のキー・ホイ・クアンで号泣する

          2024年3月11日に第96回アカデミー賞の授賞式が行われた。この日は、いつも、自分の鑑賞済みの映画がどうなったのか、これから観たい映画が受賞するのかどうかの答え合わせをする日で、毎年、少しだけわくわくする日でもある。 しかし、まあ、今年は、助演男優賞のロバート・ダウニー・ジュニアがキー・ホイ・クアンを無視して、あれ? となり、主演女優賞のエマ・ストーンがミシェル・ヨーを透明人間のように扱うのを見て、さらにあれれ? となってしまった。 エマ・ストーンは擁護できる、という記

          アカデミー賞2023のキー・ホイ・クアンで号泣する

          朝からひき肉を床にぶちまける

          数日前、めずらしく出勤前に料理をしようとしていた。お弁当作り。小分けにしたひき肉を冷蔵庫の上に置いたのに、その冷蔵庫のドアを開けてしまい、皿ごと落下。ひき肉が部屋に飛び散る。 あまりにショックで、怒りや苛立ちより先に、自分は疲れているのだ、という自覚がやってきた。 しかも、ひき肉は家具の下にも飛び散っており、小さなほうきで、必死に掻き出す。生臭くなると嫌なので、マイペットを噴射して、拭き掃除までする。 朝の超絶忙しい時間に、ものすごいロスタイムとなった。 年度末かつ、

          朝からひき肉を床にぶちまける