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知人が出世していることを知り、動揺する

表題の通り、先日、知人が出世していることを偶然知った。悔しくはなかったのだけれど、自己卑下というか、それに比べて自分はなんだか惨めだなあ、という気分に陥った。

その知人と近いうちに顔を合わせる予定ができてしまった。そのため、相手にぶつけられそうな皮肉や嫌味、下出に出たところからの恨みつらみのアッパーカット、逆マウント的な自虐などいろいろなフレーズが浮かんでは消えていった。

少し冷静になり、やっぱり、わたしは世俗的な人間なのだな、と再認識した。

そして、顔を合わせるのだとしても、何も話さなくてもいいのではないかと気が付いた。わたしは自分のことを話したくないし、別に知人の話も聞きたくない。沈黙とは「NO」を示す。黙っている人に無理やり話をさせる人間はあまりいない。わたしはオープンマインドな人間になりたいと常々思っているが、なかなかなれそうにない。

他者と自分の人生は、ほとんどが単なる平行線で終わる。だから、妬み嫉みは時間の無駄である。

自己開示なんかしなくていいよ、と自分に許可を出すことで、気持ちが落ち着いてきた。すっかり解決したと思っていたのに、忸怩たる思いや未練というのは、なかなか根深い。

ラベンダーの花言葉は「沈黙」なんだそう。

さあ、全部、愛想笑いでごまかそう!

チップをいただけたら、さらに頑張れそうな気がします(笑)とはいえ、読んでいただけるだけで、ありがたいです。またのご来店をお待ちしております!