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「すぐやる、必ずやる、出来るまでやる」~永守重信~

皆さん、こんにちは!😄

いつも記事を読んでいただき、ありがとうございます!🙇‍♂️

世界の偉人、著名人の名言をご紹介する今回の「心に響く言葉」は、日本電産会長で、京都先端科学大学理事長の永守重信さんの著書『人生をひらく』の中の心に響く言葉をご紹介します!✨

永守さんは、28歳で従業員3名の日本電産株式会社を設立し、その後、国内外で積極的なM&A戦略を展開し、「世界No.1の総合モーターメーカー」に育て上げた、現代の「カリスマ経営者」と呼ばれている人です。

本書は、カリスマ経営者永守さんの「国難に打ち勝つための原理原則50」を紹介した、経営者・ビジネスマン必見の1冊になっています!✨

【心に響く言葉】永守重信 『人生をひらく』①


①成功は「真似る」ことから始まる


具体的にどうやって実践していけばいいのかといえば、まずは「真似る」ことから始めてください。
自分の原理原則というものは、何もないところから降って湧いてくるような類のものではなく、先人のやり方を真似て学んだ先にしか存在しないからです。
成功している人を真似るからこそ、成功に一歩近づけるのです。ただ単純に真似るだけでなく、自分の頭で考えながら真似ていく。そして、それを何度も何度も繰り返すうちに、だんだんと本物に近づいていく。真似て学ぶというのはそういうことなのです。

*世界のあらゆる成功者と呼ばれている人は、最初は誰もが、成功者を真似ることから始めたのだと思います。自分の頭で考えながら成功者の真似をしていくことを何度も繰り返すーこの繰り返しによって、自分自身が成功者になることができるのです。

自分がまったくの0から作っていくのはすごく大変で、骨の折れること。まずは、徹底的に成功者のことを研究し、真似をすることから始めるのが、成功の近道なのです。


②すぐやる、必ずやる、出来るまでやる


私の場合は創業以来ずっと「三大精神」を人生哲学として生きてきました。
三大精神の一つ目は、「情熱・熱意・執念」です。これはあらゆるものに優先する精神であり、事を成すための絶対条件です。
二つ目は、「知的ハードワーキング」。これは「時間」だけでなく、「知」においても並みの働きをはるかに超えるくらいハードワークをすれば、最後には必ず勝つという信念です。三つめが、「すぐやる、必ずやる、出来るまでやる」。明日やろう、そのうちにやろう・・・では、どんなことも成就することはありません。そして出来るまでやることが重要です。

*永守さんの、創業以来の三大精神を語っています。

二つ目の「知的ハードワーキング」という言葉は、あまり聞かない言葉かな、と思いますが、要するに、仕事をするには、時間だけでなく、「知能」も、並みの働きをはるかに越えるぐらい、フル回転で頭脳を使っていくことが必要、との言です。

「カリスマ経営者」と呼ばれている永守さんが、創業以来の三大精神の一つに「知的ハードワークキング」を挙げている点は興味深く、成功のためには、それほど、頭脳をフルに使って仕事をしていくことが求められることを物語っています。

そして、永守さんの代名詞と言える言葉が「すぐやる、必ずやる、出来るまでやる」。どんな仕事でも「明日やろう」「そのうちやろう」ではなく、「すぐやる」ことが大事。そして、その仕事を執念をもって「出来るまでやる」ことが重要なのです。

永守さんは、「すぐやる、必ずやる、出来るまでやることを徹底できれば、必ず人生はひらけてくるものです」と言っています。

「すぐやる、必ずやる、出来るまでやることが、成功の方程式」ーそう確信して、仕事や生活の課題に挑戦していきたいと思います。


③人生は8勝7敗でいい


結論から先に言うと、私は「人生は8勝7敗でいい」と思っています。
深く考え過ぎては怖くなって前に進めなくなりますから、「7敗までは大丈夫」と考えて、どんどんやる。どんどんやる中で失敗があれば、反省する。そしてやり直す。それで十分だと思います。
ではどうすれば勝ち越せるかといえば、同じ失敗を繰り返さないことです。これだけです。もちろん、誰にだって失敗はあります。そもそも失敗なんと大した問題ではありません。私もこの四十数年間、大成功ばかりだったわけではありません。失敗だらけです。それでも、「必ず勝ち越すぞ」と考えて、最悪でも8勝7敗にもっていくということをやり続けているのです。

*「人生は8勝7敗でいい」ー永守さんのこの言葉に、気持ちが軽くなった人もいるのではないでしょうか。

成功するためには、失敗を怖れて前に進めなくなることが最も大きな問題。そうならないためには、「7敗までは大丈夫」と思って、どんどん前に進んでいくことが肝心であることを教えています。

そして、勝ち越すためのコツは、「同じ失敗を繰り返さないこと。これだけです」と言っています。

同じ失敗を繰り返さないようにするだけで、仕事も、人生も、常に成長し続け、成功を勝ち取ることができるのです。


④部下には失敗を経験させるべき


普通の上司であれば、「部下を失敗させたくない」と考えるかもしれませんが、部下を成功させてばかりの上司もダメだけれど、失敗させない上司もダメだと私は考えています。
たとえば、50しか能力のない人に80の仕事をさせると、たいていは失敗するでしょう。ところが、その失敗を教訓にして、60の仕事ができるようになります。能力が60になったら、次は90の仕事をやらせて、また失敗する。またまた教訓にして70の仕事ができるようになるー。人というのはそうやって前に進んでいくものです。

*「部下にはどんどん失敗を経験させるべきだ」ー永守さんの人材育成の哲学です。

そもそも、成功ばかりしている人は、大きな挫折を経験した時のダメージは計り知れないでしょう。なかには、その挫折によって、すぐに事業を諦めてしまったり、立ち直れなくなる人もいるかもしれません。

失敗を経験するからこそ、失敗を教訓にして、次の成功へと活かすことができます。その意味で、「失敗は成功の母」と言えるでしょう。

上司には、そのように、あえて部下に難しいことに挑戦させる度量が求められるのです。


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