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留学決意〜旅立ちまでの道のり①学校探し&奨学金応募編

まだ授業が始まるまで日数があるので、留学を決意してから旅立ちまでの間にどんなことを行ったのかを残しておきたいと思います。
オーバービューはこんな感じでした。

振り返るとあっという間だった1年強


各ブロックごとに何回かに分けて書く予定です。今回は①学校探し&奨学金応募編です。

⓪は自己紹介の記事で触れた通りですので、よろしければそちらをご参照ください。

学校探し

留学にチャレンジしてみよう!と決心したは良いものの、出願プロセスも全く知らないし、私が望むようなプログラムを提供する学校がどれかもリサーチしていなかったので、学校探しから始めました。

以前読んだ本でMFA(Master of Fine Arts:美術学修士)やデザインスクールという存在に興味を持ち、イメージとしてはそれが近いと思っていたのでそういったキーワードをもとに調べていきました。またその過程では色々な学校の卒業生/在校生の方のnoteにも出会い、とっっっても参考にさせていただきました。
この領域はMBAなどと異なりまだ母数が少ないので、貴重な情報源として学校探しだけではなく、出願や渡航前の準備の際にも助けられました。この場を借りてお礼を申し上げたいと思いますし、折に触れて先輩方の記事も紹介させていただこうと思います。

新しい世界を知るきっかけとなった本


こちらは私がMFAやデザインスクールという存在を知るきっかけとなった本たちです。

貴重な先輩方のnote

上記本の中にもいくつか学校名が挙がっていましたが、そのほかにも”デザインスクール”、”デザイン留学”、”MFA”などのキーワードをもとに調べる中で多くのnoteに出会い、助けられました。masakiさんが色々な方の記事をまとめてくださっているのでそちらを掲載させていただきます。とても参考になると思いますので、ご興味のある方はぜひチェックしてください!

出願校の絞り込み

他にもリストアップした学校があった気がしますが(特にヨーロッパ)、興味を持った学校として手元のメモに残っているのは以下でした。
その中で最終的に出願したのは太字の6校です。
※( )内はプログラム名

アメリカ
・Carnegie Mellon University (MIIPS : Master of Integrated Innovation for Products & services)
・IIT Institute of Design (Foundation + Master of Design)
・MIT (IDM : Integrated Design & Management)
・Michigan University (DS : Design Science)
・New York University (ITP : Interactive Telecommunication Program)
・Northwestern University (EDI : Engineering Design Innovation)
・Parsons School of Design (MFA Design and Technology)
・Stanford University (Design Impact)
・University of Washington (Master of Design)

ヨーロッパ
・Aalto University (IDBM : International Design Business Management)
・CIID (Interaction Design Program)
・Hyper Island (MA : digital management)

お気づきの通り、ヨーロッパは1校も出していません。というのも、留学を決意してから出願までに時間がなさすぎて、準備できるものに限りがあるという現実を悟ったからです。

通常、海外大学院の出願準備は2年程度かけて行うらしいのですが、恥ずかしながら私はその常識も知リませんでした。

出典:https://www.ryugaku.co.jp/column/2020/10/hybrid4.html

この情報を知った時点で2022秋入学を諦め、2023秋入学にシフトする判断もあったのかもしれませんが、留学を決意したこの気持ちが熱いうちにやらないと機を逃すと思い、突っ走ることにしました。2022秋が仮に不合格でも失うものはないし、やってみてダメならその時考えればいい!くらいの気持ちでしたね。

準備開始に踏み切ったのが2021年7月。出願の締切は2021年12月〜徐々に訪れる。つまり6ヶ月で全てを準備しなくてはなりません
出願の要項をざっと見て、必要なものの最大公約数をとるとこんな感じになりました。

・TOEFL
・IELTS
・GRE
・GMAT

・推薦状(最大3通)
・SOP (Statement of Purpose: 志望動機書のようなもの)
・ポートフォリオ
・ビデオレター(学校によってはオンラインインタビュー)
・履歴書(CV/Resumeと言われるもの)
・大学の成績証明書/卒業証明書

結論から申し上げると、英語関連のテスト(太字の4つ)が今回私が出願校を絞る軸になりました。
どのテストも受験したことがないので、0から勉強開始して各学校が求める基準に到達しなければなりません。4つを並行して進めるのは潔く諦め、私はTOEFLだけで出願できる学校に絞りました。
コロナの影響もあってかGRE/GMATがオプションになっている学校が多く(ラッキー)、またヨーロッパはIELTSのみ受け付けていたため除外。こんな形で半ば強制的に6校に絞っていったわけです。

奨学金応募

準備は早いに越したことはない

当たり前の話ですが、ここでも準備期間がネックになりました。
そもそも締め切りを過ぎてしまっているものもちらほら・・・。また、30歳未満のみ応募可能という年齢制限を設けている団体もあり出願資格がないという悲しい現実にも直面しました。

話を戻します。奨学金の応募にも様々な書類が必要で、ざっくりと以下を作成しました。

・志望動機書/エッセー
・履歴書
・推薦書
・成績証明書
・語学テストのスコア
・入学許可書

推薦状は大学時代の教授、職場の上司にお願いしました(学校への応募書類も含めて)。相手がいる話なのでここら辺は速やかに話を入れるのがベターですね。
また、ここでも語学テスト(TOEFL)スコアが必要になります。私はスコアメイクが間に合わず諦めた奨学金もあったので、こちらもやはり早くから準備しておくことを強くお勧めします。

出願した奨学金

残念ながら私は奨学金の受給は叶いませんでした。
ということで、各書類の作成プロセス/内容/Tipsなどはバッサリ割愛しますが、以下に私が出願した(したかった)ものを掲載します。これから奨学金を探す方の参考になれば幸いです。

<出願したもの>
・伊藤国際教育交流財団
・カナエ奨学金
・神山財団
・中島記念国際交流財団
・平和中島財団
・本庄国際奨学財団
・ロータリー財団

<出願できなかったもの>
・CWAJ(女性向け)→TOEFLスコア不足
・JASSO→GPA不足
・フルブライト→時すでに遅し

まとめ

今回は学校探し&奨学金応募に絞って書いてみました。
あまり参考にならない部分ばかりだったかもしれませんが、とにかくこの記事でお伝えしたかったのは、”決断と準備は早い方が良い”です。当たり前の話ですが。笑
私の場合は仕事をしながらの準備になったので、そこも含めて準備に割ける時間と自分の力量(特に英語スキル)を踏まえて学校を絞りましたが、もっと準備期間があればヨーロッパの学校なども視野に入っていたと思います。チャンスは多い方が可能性も高まりますしね。
最悪、これくらいの期間でもどうにかなった人もいたんだ、というくらいのイメージで頭の片隅に置いておいていただければと思います。

では!

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