かえるじゃん

さて、久しぶりの絵本紹介がこれである。

かえる！！！
あらゆるかえるが食べ物に擬態している！！！

実は私、元爬虫類ショップ店員でして。
両生類にはさほど明るくはないのだが、まあ一般的にショップに流通するようなかえるは分かるし、可愛いとも思う。
そんな私のテンションが爆上がりしたこの絵本！
かえる好きさんなら、もう保存用、観賞用、布教用に買ってもいいんじゃないかというレベルである。

例えば表紙のトマトはアカトマトカエル。
本当にこんな感じの、真っ赤でトマトみたいなカエルなのである。

その他にもイチゴヤドクガエルというイチゴみたいな色合いのかえるがでてきたり、たこ焼きに擬態するかえるが出てきたり！（個人的に推しのかえる）

オチも、あーそうなるね？！って感じで非常に楽しい。

作者さんのかえるへの愛を感じる絵本である。

ちなみにこの絵本、0〜3歳児向け絵本のコーナーにあったのだが、ビバリウムガイド（爬虫類専門誌）の隣にでも置いてあった方が手に取る人が多いんじゃないだろうか。
それくらい、爬虫類両生類好きにオススメできる絵本である。

ややリアル寄りの絵ではあるが、やはり絵本、可愛らしく描いてあるので
「かえる大ッ嫌い！」
という人でなければ楽しめると思う。

小さなお子さまから、かえるの品種が分かってくる小中学生まで、長ーく幅広く楽しめる絵本。

そしてなにより！！
〇〇ガエルをたこ焼きにしちゃうセンス！！
好き！！！

そんなわけで、
かえる好きなら必読。
そうじゃなくてもぜひ読んで！！

ちなみに母の愛におされてか息子もお気に入りの絵本だよ！（笑）

おわり！