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【詩】傷跡

眠れぬ夜
微かな月の光が
忘れていた傷跡を
薄らと照らした

そっと指で触れてみる
まだ痛い

この傷跡が
完全に消える時が
くるのだろうか

こぼれ落ちた涙で
傷跡を撫でた

すると突然
月明かりの方から
柔らかな声がした

「一人で我慢して苦しまないで
いつでもあなたを見守っているから
痛みを優しく抱きしめて
星となって輝くまで」


あ…
月の妖精

ありがとう😌✨






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