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夜が来るのが怖かった話。

私は小学校の高学年になった頃から、
夜が来るのが怖かった。

なぜなら、父がわたしの部屋に来るからだ。

当時2段ベッドを買ってもらって嬉しくて寝ていた私。出窓もちょうどいいくらいの寝れるスペースで、そこに寝ることもあった。

ある日、普段と変わらず寝ていたら
暗闇に父がいた。

でも何か様子がおかしく、
わたしは寝たふりをした。

私の身体に触れてくる父。
気持ち悪くて
ショックで
怖くて

わたしはずっと寝たふりを続けた。

その手は私の胸や陰部にまで触れ、
やがて指を入れられた。
とても痛かったのを覚えている。

痛くて寝返りをしたら、
父は自分の部屋へ戻って行った。

こんな日々を
中学生の頃まで続けていた。

そんな私は、
私を大切にする方法が
わからなくなってしまっていた。

醜く、汚い身体。
こんな体に何の価値もない。

だからどうでもよくなった。

いろんなことが。
わたしのことが。


続きはまた書きます。
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