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保育園行きしぶりに苦しんでいた日々(HSCでホッとした)


保育園に行けないと言い出して、送迎が親子揃って辛く、これからしばらく休ませる決心をした。

それから自宅で0歳と3歳と3人で毎日一緒にいるが、ぐずったり、怒ったりする息子に寄り添うどころか腹が立って仕方ない日々。
やっぱり保育園にほんの少しでも行けたらいいなと
思い始めてしまっていた。

家族や友人に話しても『預けようと心を決めたら自分だったら泣いてでも預けるけどね』と言われ、それなら代わりにやってくれと、ネガティブ全開。
『甘やかしてるんじゃない?』と言われた時にはもう人に相談したくないと感じた。

育休中だけなら休ませることができるが、これから復帰したらどうなるのか。
それに、嫌なことや気分が向かないってだけで休む選択をさせてしまったら、それ以外のことも避けて通る選択をし続けてしまわないか、など不安が止まない。

『保育園 行きしぶり 不登校』で調べてみたら
【HSC】(敏感な子)という名前のものを知り、
チェックリストに当てはまることが多いと感じた。
※病気や障害ではなく、気質のこと。

調べるほどになんだか心がスッと軽くなり、育てづらさや、他の子と違っていることが多くて不安に思っていたことが、この気質だからこうだったのかとわかって逆にホッとしてしまった。

当時3歳だった息子がよくすることや言うこと
(2021年7月時点)

  • 心配性な性格、家族や周りのことまで心配する

  • ブランコの鎖が切れないか心配する

  • 部屋が明るくて眩しいという

  • 「何で保育園に行かなくては行けないか?なんでそれをする意味があるのか?」を聞いて納得してからでないと行動できないことがある

  • 大人のような表現力、言葉遣い、思慮深さ(子供らしさが少ない)

  • すべてのことに疑問が湧いて質問ばかりする

  • 暑がり、寒がりが極端

  • テレビに悪者が出たり、暴力シーンが出てくると感情移入するせいか見続けられない

  • 肌触りに敏感で、毛布などが手放せない

  • 寝かしつけにかなりの時間がかかる

  • 外では優等生、完璧主義タイプ

  • 大きい音が苦手(避難訓練、ブレンダーなど)

  • 初めてのことに不安を感じて体が動かない

  • 集団行動が苦手(1人で見学することが多い)

  • 食べ物のこだわりが強い(絶対食べたくないものばかり、味が混ざったり丼ものにすると食べれない)

  • うまくいっていても少し失敗すると自信をなくす

  • 注射や病院は人一倍怖がる

  • 家で家族といる時はとってもひょうきん

  • 人を楽しませたり喜ばせるのが好きでユーモラス

書籍も買ってみたけど結構当てはまることばかり。
5人に1人が敏感な子と言われているので特別な事ではないと思っているけど、接し方や考え方が参考になる。
もしかして、敏感だから保育園も人一倍疲れたりするのかも、心配する気持ちや大勢の人の声、音に疲れてしまっていたのかも、そう思うと合致がいく。

今まで心配性の彼に『そんなこと心配しなくていい!』と頭ごなしに言ってたこともあるけど、良くなかったんだな。これからはまず共感して安心させてあげること
が大事だと感じた。

癇癪やぐずりがひどいのも母親にしか甘えられない、自分の本当の感情をさらけ出してくれてるんだと思うと、私がしっかり安全基地として受け止め、できるだけ寄り添ってあげたい。

さらにはHSCの感受性の高さは才能とも呼べる素晴らしいもの。人が気付かないことに気づき、感じて、共感できる、優しくて、繊細な彼の性格や気質を伸ばして行くことが私の使命だと感じた。

無理に保育園へは行かせることはせず、今は家でたくさんのんびりしたり、甘えたりして充電をさせてあげる時期にすることにした。

(2021.7月の記録)

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