【長男】心を許せた先生
今回も長男が小学校2年生の時の話を書きます。
イラストは「みんなのフォトギャラリー」から使わせていただいています。ありがとうございます。
単身赴任から3年以上過ぎていた
長男が年中の途中から単身赴任になった夫。
幼稚園の時はまだ夫が居ないことは「非日常」でした。
当時、一軒家に住んでいたこともあり、一応ご近所さんと幼稚園の先生にも夫が単身赴任をしていることは話をしていました。
それは余計な心配をさせないためでしたが、幼稚園では「大変ですね。」と輪をかけて言われることが毎回引っ掛かっていました。
わたしが気にしすぎていたのかもしれませんが、色眼鏡をかけて見られているような気持ちになったのです。
出来れば「大変なことはありますか?」など言い方が違ったら受け止めも違ったかもしれません。
小学校に入学してからは幼稚園ほど親が関わらなくなるので、あえて夫の単身赴任の話はしませんでした。
それは夫の単身赴任が「日常」になっていたからです。
単身赴任のことは28話書いています。
二者面談で
小学校2年の終わりに保護者と先生二者での面談がありました。
そこで、先生に「長男くんがお父さんは単身赴任をしているって言っていたのですが。」と確認するように聞かれました。
先生は年度初めの家庭訪問の際に何故それを言わないのか、というような感じでしたが、私は言葉を濁しておきました。
それよりも大事なことは長男が自ら先生に自分のプライベートを話していたことでした。
担任の先生のことをとても信頼しているのだとつくづく思いました。
以前書いたのですが、私は自分が幼稚園の時に両親の喧嘩を先生に話したことがありました。その後、母親に猛烈に怒られたのですが(苦笑)
詳しくはこちらの記事に書いています。
子どもが親以外の人に自分のことを打ち明けるってすごいことなのだと思うのです。
だから子どもが何かを話したらきちんと受け止めてほしい。
そう思います。
勉強を教えるよりずっと大事です。
2年生の長男が外の世界で信頼できる大人に出会えたことにとても感動しました。
面談を終えてから「先生にきちんとお話しできてすごいね。」と長男に言うと、嬉しそうににっこりしていました。
私としては「家庭外でも自分の気持ちを話したい時は、素直に話していいよ」という気持ちで長男に声をかけました。
その数日後、夫が赴任先から戻ってくることが決まったのです。
単身赴任の時のことはシリーズで書いています。
最後までお読みいただきありがとうございました。
次回は来月7日(日)に投稿予定です。よろしくお願いします。
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