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小学校で開き読みをしていました(1)デビュー

 新年明けて最初の投稿です。
 
 本年もよろしくお願いします。

 今回から神奈川の小学校に在籍していた4年間(2014年から2018年)参加した、絵本の開き読みの話を書きます。全5話です。

 イラストは「みんなのフォトギャラリー」から使わせていただいています。ありがとうございます。

 学校のボランティア

 長男が小学校に入学した時、次男は幼稚園の年中さんで、お兄ちゃんが幼稚園に居ないことに絶望していました。
 
 そんな中、開き読みという小学校で長年取り組まれているボランティア活動があることを知り、次男のためにも参加することにしました。学校主体の活動なのでPTAとは別でした。

自分の子どもが在籍するクラスで開き読みをする

 私がやっていた「開き読み」は各クラス単位で、毎週決められた曜日に与えられた10分間を使って保護者が本を読んでいました。つまり、自分の子どもが在籍するクラスで本が読めるスタイルでした。
 
 大体8人くらい集まると2か月に1回程度なので、読みに行くこと自体はそこまで苦ではありませんでした(むしろ楽しんでいた)。
 
 毎回開き読みのLINEグループ、もしくはメールグループを作り、その日読んだ本をお知らせして、読む本がかぶらないようにしていました。それでも被った場合はご愛嬌です。

 学校での取り組みだからか、学校に提出するノートもありました。読んだ絵本のタイトル、著者、作画名、出版社と一言感想を書くのが決まりでした。 

 最初はお客さん状態

 最初の2年間は幼稚園児の次男を連れて必死に開き読みをする時間めがけて頑張って小学校にたどり着いていたので、読むことで精一杯でした。
 
 通常は一人の保護者が10分間本を読むのですが、学年末には開き読みを担当している保護者が集まり、朝の1時間を使って「お楽しみ会」が行われていました。
 
 最初の2年間の「お楽しみ会」は、先輩ママさん達がプログラムをさくっと作ってくれて、私は手渡された絵本を読むだけでした。
 
 紙芝居があったり(拍子木や木枠も持ち込んで)、ピアノの弾き語りがあったり、クイズや手遊びがあったりして、すごく凝っていて毎年子ども達も大喜びでした。
 
 ただ、私は「これを毎年、兄弟それぞれでやるのか。ちゃんと毎回出来るかな。」とちょっと不安でした。
 
 その後4年間開き読みに関わりましたが、保護者が数人集まるとそれぞれ子育てや教育のアイデアを持った人がたくさんいて、心配しなくても毎回ちゃんと形になりました。
 
 参加している人は、専業主婦だけではなく、フルタイムでお仕事をしている人もいました。

 自分の子どもの普段の様子が参観日より見れるので、学年が上がってくると仕事を持っている人の方が積極的に参加している印象でした。
 
 一緒に参加した人に恵まれたとも言えるかもしれません。私自身たくさん勉強になったいい機会でした。
 
 最後までお読みいただきありがとうございました。
 
 次回は開き読みをした絵本の紹介をしたいと思います。
 
 よろしくお願いします。

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