人生一度は行ってみたい名店は数あれど、
予約困難だったり、行列に並ぶのは苦手。

普段は人気店を泣く泣く諦めて、直観で良さげなお店に入ることが多いのですが。

ラッキーなことに、立て続けに人気店を訪れることができたので記録しようと思います。

松本「野麦」の九割蕎麦

シンプル　イズ　パーフェクト！

恒例の紙の祭典「紙博」が松本で開催され、初めて訪れた街。

評判通り、温故知新の魅力溢れる素敵な街でした。
弾丸松本行きを決めたので（後日書こうと思います）下調べもないまま。

食べログで検索してヒットした人気店、「野麦」さん。

普段は開店前から行列ができているとのこと。

メニューは１品のみ！
「ざるそば」　一人前、半分、大盛

松本まで来て、ランチ失敗したらどうしよう。
という不安はお店に入った瞬間に消えます。

物腰柔らかなご主人とご対面。
壁にはいわさきちひろさんのほんわか原画が飾られていて。

松本を愛する優しいお人柄が滲むようなこじんまりとしたお店でした。

そして、本当に、ざるそば、以外ありません！
お通しに心ばかり、ちょぴっと、切り干し大根。

細麺の９割蕎麦は歯ごたえもあり、返しは少し濃いめです。
つるっとのどごしの良いこだわりの逸品。

是非お召し上がりください。

箱根湯本「直吉」の湯葉丼

箱根湯本駅から歩いてすぐ。
路地を入った先に、趣のある日本家屋が現れます。

聞けば、１００年以上続く老舗の旅館を改築してつくられたとか。
広くて天井の高い店内。
重厚な梁はそのまま残してあるそうです。

全面窓の向こうには川が流れ、ゆったりとした時間。

湯葉をどんぶりにしちゃって美味しいの？？
アロス・コン・レチェみたいな微妙な味になるんじゃないの？

いえいえ、是非、一度！
驚くほどの美味しさです！

あつあつの湯葉をれんげで掬った一口目。
おいしい～～～～！と感動でした。

主張しすぎないお出汁に優しい湯葉がふわっと口に広がり。
湯葉をおともにご飯お替りです。

元は旅館でお出ししていた人気のメニューだったそうです。
湯葉丼お目当てに宿泊するお客が多かったのも納得！

加えてご主人が気さくでとっても素敵！
女将さんもニコニコ幸せをいっぱい頂きました。

人気店には人気になるだけのこだわりと気配りと。
心がこもった一品がある。

今日も最後までお読みいただき有難うございました。

タイトルにはひろゆきさんの素敵なお写真を使わせて頂きました。
有難うございます。