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やさしい世界に生きる、自分から触れていく、って大事ですね

昨年の春、低音障害型感音難聴という急性の病気になり、お医者さまのすすめもあって、仕事を辞めて休養することになりました。
その時は、海鳴りのような耳鳴りが続いていて、これが一生続くのか?とかなりショックで、ものすごく不安でした。少し耳鼻科に行くのが遅かったせいか、薬で治るかどうかも、はっきり分からなかったんです。

その時、幸いなことに、同じ病気になったことがある知人から、これをやってみたらいいよ、ということを教えてもらって、まず、すぐに鍼灸院に行きました。

鍼は以前も行ったことがあったんですが、とっても苦手で。
私はもう行かないと思っていたけど、それでも治したい一心で、同じような症状を治療した先生を探して、行ってみました。

行ったところは、30代後半ぐらいの男の先生がひとりでやっている鍼灸院で、かわいらしい奥様が受付でした。

症状のことを丁寧に問診してくれて、耳ではなく、腰と足のツボに鍼を打ち、鍼にお灸をつけて温めもするという、体がほんわかあたたまるような施術でした。

以前行った時の鍼の感覚とは違っていて、あっためてもらうような感覚の鍼。
先生のお人柄もあってか、鍼灸院を出た時心の中で思ったことは、
“こんなやさしい世界があるのか〜!” 、でした。
なんかもう、今までとは違う世界を感じたんです。大げさかもしれないけど。

「こんなやさしい世界に身をおいてもいいんだよね⁉︎
 もうこれからはこういうやさしい世界で生きていこう」、と思いました。


やさしさっていろいろあると思うんですけど、立ち止まることもやさしさだし、あたためることもやさしさ。
やさしさ、って本来誰もが持っていると思うんですが、私の想像だと、あまりにもストレスがかかると、やさしさが固い殻をかぶってしまって、外に出なくなっている気がします。
やさしさは、出すのも、もらうのも、どっちも必要だと思う。
自分では気づかないぐらいに、やさしさが不足していたのかもしれません。

あの時、鍼灸院を出て感じたことを、ふと思い出したので、忘れたくなくて今日は書いてみました。

“こんなやさしい世界に身をおいてもいいんだよね⁉︎ ”というような体験を、1日の中で3分だけでもやってみることが、元気に長生きする秘訣の一つかもしれない。

たとえば、ぬいぐるみでモフモフとか?
ためたお風呂で「ぷふぁ〜」、って深呼吸とか?
ペット飼っている方だと、ペットちゃんと触れ合ったり遊ぶのが最高なのかな?

自戒もこめて、やさしい世界を忘れずに、触れ続けていたいなと思いました。
手帳にやさしい言葉も、書いていこう。

あ、おかげさまで耳は治りました。

毎日連続100本投稿チャレンジ、折り返し地点に来ました。
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。

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