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ヴィンテージジュエリーの選び方と出会いの奇跡

アンティーク&ヴィンテージジュエリー:meltingpotをスタートさせて、6年。
ポップアップショップなどのイベントで、
お客様に接客していて、感じること。

『こっちが好きだけど、合わせにくいかな?
 合わせやすそうだから、あっちにしようかな』
できることならたくさん、永く愛用していただきたいので、
合わせやすさで選んで頂くことも、
ヴィンテージジュエリーの選択の方法として、
間違いではないと思います。

しかし、
1900年代になり、
ヴィンテージジュエリー(100年以内に制作されたもの、新しいものは含まず)は、1800年代のアンティークジュエリーに比べれば、量産されるようになりましたが、現代のように大量生産ではありませんでした。
ヴィンテージデザイナーによっては、
パーツがある分だけとか、クオリティに拘り、
リミテッド(限定品)のような制作方法を貫きました。
手作業の工程が多く残された、ヴィンテージジュエリーもたくさんあります。

生産数が少ない上に、数十年の時を経て 、無事に現代まで残り、
私がヨーロッパで買い付けし、お客様と日本で出会う…
この確率を考えれば、奇跡のようなものなのです。

だからこそ、合わせやすさよりも、本当に気に入ったジュエリーを選んで頂きたいのです。
このタイミングを逃せば、もう2度と出会うことはおそらくないから。

私自身も、アンティーク&ヴィンテージジュエリーのコレクターなのですが、
手元に残すジュエリーは運命を感じたものと決めています。
お客様が、ジュエリーと運命の出会いをする場面にも何度も遭遇してきました。
この瞬間、ジュエリーに関わり、ジュエリーバイヤーになってよかったと、
心から感じる瞬間です。

大好きなジュエリーなら、いくらでも合わせられるのです。
合わせ方は、後から考えればいいのです。
何よりも大切なことは、運命を感じる、心が躍るジュエリーを選ぶことです。
合わせ方が分からないと悩むお客様がいらっしゃったら、
いくらでもご相談にのります。

http://meltingpot-shop.com





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