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入居1週間、洗濯機を壊す

なぜいつもこうなる…


それが起きたのは8時間前のこと。
3月16日朝8時、私は洗濯をした。この家での洗濯は2度目だった。まだ慣れない手つきで洗剤と柔軟剤を入れる、ここをひねってこのボタンをポチれば完璧!!そう思っていた。


ぶーん、ぶーん…。
5時間ほど経っても洗濯が終わらない。
家主がどうしたんだと言い洗濯機を見る。
私はおかしいなぁ?何か悪いことしたかなぁ?と怯える。


1時間後、中の扉を閉め忘れたことが原因で洗濯機が中で引っかかっていると家主が教えてくれた。
(私の住んでるところでは洗濯機の蓋の中にもう一つ洗濯物を入れる蓋があるのだ。)

やらかした。完全にやらかした。
いつものおっちょこちょいだ。

私と家主は頭を抱えた。まるで猫ミームの絶望猫のようだ。ミー!ミー!…人間のする猫ミームほどキツいものはない。

洗われ続ける洗濯物に私の不甲斐なさも洗ってくれ〜と一抹の羨望をも感じた。

技術者を呼ばなければならない、だが今日は土曜日で休みだから月曜日に呼ぶ。と家主は言う。
となると、月曜日までルームシェアの住人は洗濯ができないではないか!
あぁなんて申し訳ないことをしてしまったのだろう。一難去ってまた一難とはまるで私の人生のようだ。

不幸中の幸い(?)に私は今日から旅行で水曜日まで家を出る。帰ってくる頃にはきっと洗濯機は治っているだろう。

洗濯機を自力で治そうとしてくれてるアンドレスと規則的に回り続ける洗濯物を尻目に家を出る。

これからもきっと私は人に迷惑をかけて生きていく。
だが迷惑をかけない人間もいない。
だから私たちは愛嬌を、どうか愛嬌だけでも身に付けて生きていこう。
と言い私は旅行帰りタコス買って帰るのであろう。


追記:35€請求されお支払いしました( ;  ; )

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