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猿の目-from monkey eye-

新しい音楽を始めた。

S.L.N.M
サルノメ

という名である。

素晴らしい音楽人たちで集まり、"制作"という形で絆を深め、時代に嘆くだけでなく、何か次の一手は無いだろうかと錬成していった。

嘘である。

非常事態宣言下、閑散とした街を横切り、薄暗い部屋に集まる。
どうかしてる世界に辟易としながら、持て余した時間と体力とほんの少しの知恵で遊べるだけ遊んだ。

どうせ遊ぶならと、才能の(歪な)塊みたいな悪友を呼んで、冗談としか思えない楽曲の上で、やけくそ且つそれでいてちょっぴりcleverに、好き勝手歌った。

夏が来て、あからさまに退屈そうな顔で過ぎ去っていったかと思うと、
今度は秋が来て、多少なりとも戻るかと思っていた生活は、冬のぶり返しでまたもや暗転し、気づけば年を越していた。

その間も我々はマイペースながら黙々と遊び、実験し続けた。

そして...
いよいよ世界はそう簡単に元通りにはならないという事実と向き合い始めた頃。

我々は一つのグループになっていた。

ユキテロが「いつか使おう」と思っていたサルノメという言葉を冠し、
目をそむけるのではなく、全く新しい視点を持つ化物猿が開眼したのである。

ShinWadaのビートを聴いてみろ
ユキテロのラップに煽られてみろ
にゃおみの歌に痺れてみろ

心底思う。もっともっと知られるべき人達で、何より聴いて、体感してもらえれば必然とそうなる。

memento森を休止してすぐにコロナ禍となり、自分と音楽のあり方を何度も考えた。

きっぱりやめてしまう事も考えたし、趣味として細く長くやっていくことも考えた。

正直何度も刀を置いた場面もある。

にもかかわらず、世界に知らしめてやろうという心意気を持ったグループを新しく結成し、研ぎ直し、また戦いの場へ向かおうとしている。

本当に「ここにきて」「まさか」である。

しかしそれは、企み、巻き込み、広がり、何より楽しみを自分も周りも感じられるグループだからである。

ついつい長くなってしまったが、
結局は新しく出たMusic Videoを観て、
リリースされた音源(各種配信)を聴いて

感じてくれ

we are S.L.N.M
以後お見知りおきを


1st ep. 猿ノ目

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