「幽霊の正体見たり枯れ尾花」という言葉でトラウマ克服

今日は久しぶりの記事投稿になりますが、「老子」をお休みして自分の書きたいことを書いてみたいと思います。

ところで皆さんは占いとか好きですか？

私は好きですが見る占いは決まっています。

それは、楽天占いの「金魚人生相談」という無料占いです。

それは自分の名前と生年月日を入力すると、金魚が関西弁でアドバイスをくれるという、かなり二ッチな占いです。

これが結構ストレートな物言いで、怒られているような感じもあるんですけど、でも人間味のある言葉でアドバイスをくれるところが気に入ってしまいまして。

そしていつの間にかそれにはまっている自分がいました。

そして気になることがあると、ついついこの占いに頼り、関西弁の金魚に叱られていたりします(笑)。

そんな中で、自分は今後どうなってしまうんだろうという漠然とした何かに対して答えが欲しく(笑)、また今日も金魚さんにお伺いを立ててしまっていました。

そうしたらこんなことを言われたんですね。

「そろそろ自分の人生に悩みなんてないことに気づいたらどうだ。」

出た出た、いつものかなりストレートな物言い。

いやいやしかし、今日のはもう「お前には懲りた」とでも言われているような、占いに来るなと否定されてるような…。金魚様、あまりにも冷たくないですか？

でもそうだよな、私は今、暇なのかもしれないし、食べれないほど生活にも困っていないし、子供も皆成人したし…。実はもう、余暇としての人生に突入している年齢になっているわけで、下手したら悩んでこじらせているくらいだったら、早く死んであげたほうが良いのかもしれない。

でもでも、まだ死にたくないよー。

なんか図々しいのかな、自分。

でも死にたくないんだったら、なんとしてでも生きて行くしかない…。

だったら悩んでいないで、どんどんできる仕事して、自分を自分で楽しませてあげた方が周囲のためになるというか、そうしないとこれから本物の老人になって、老害、負債となって家族や社会の負担になるだけだ…。

そんなことをツラツラと頭の中で思っていると、更にそれと共に添えられたメッセージが今日の小見出し、

「幽霊の正体見たり枯れ尾花」でした。

何だ何だ？この格言みたいな言葉は…。さっそくAIで調べてみますと、意外にもAIも知らなそうでしたので、普通にネット検索してみますと、普通に載っていましたのでここにあげておきます。

※「幽霊の正体見たり枯れ尾花」とは

【幽霊だと思っていたものは、実はゆらゆら揺れている枯れたススキだった。恐れられている人や物の実体が実はつまらないものであることの例え。】

なるほどなるほど…。確かに思い当たる伏がある！


私の生まれた時代は、戦後二十数年の昭和の高度経済成長期でした。車もあったし、カップラーメンもありました。給食もちゃんとあって食べるものが全くない日など一日もありませんでした。

でも私を育てた親や祖父母は、まだまだ戦争の後遺症の中で生きていました。彼らは食べ物や、物や、周囲の人なんかにめちゃくちゃ執着していた。それらを失う事への恐怖は尋常じゃありませんでした。

そう、彼らは見える世界、生きる事、全てに失う事の恐怖を抱きながら生きていたんです。

そしてその影響をがっつり受けてしまったというのが、私の漠然とした恐怖からの人生が上手くいかない原因だったのです。

恐怖を克服できると世界が変わる

そう言えば1年ほど前から、やっと投資の勉強も始めてみたんですが、やってみると以外にも面白く、そしてどうしてもっと早くやらなかったんだろうという後悔が襲ってきます。

そして、だからお金が貯まらなかったのね、という、お金の知識０だという気づきも得られました(笑)。

早くやらなかった原因、それはお金への恐怖や、何かを失う事への恐怖、難しい言葉への恐怖、自分がバカだったことを受け入れなければならない恐怖、などなど恐怖を上げればきりがありません。

しかし、本当に良い時代になりました。そしてインターネットという今世紀最大の英知のおかげで、私のような何の取り柄もない人間でも、投資や、その他様々な知識が簡単に得られるようになりました。

そうやってやり始めたところで、今日のタイトル、「幽霊の正体見たり枯れ尾花」という言葉に出会ったのでした。

これはすごいタイミングです！

そう言えば、その昔、難しくて自分にできるわけないと思っていたパソコンも、今では普通にできる自分がいる。だからnoteに来ることができて、読んで下さる人がいて、沢山の幸せを感じられています。

それから今この年になって、新しい仕事にチャレンジし始めました。そうしたら８時間から10時間とか長時間でもできるようになりました。若い頃よりも体力が上がってきています。

そしてそれに伴って、栄養もしっかり考えている自分がいます。酒もジュースもジャンクフードも摂らず、米ですら最近は減らして、納豆や発酵食品を毎日必ず食べている自分がいます。

そうしたら健康に自信がついてきました。

あ、これすごいことかもしれない。

若い頃より色々できている自分がいる。

そして出会った「幽霊の正体見たり枯れ尾花」という言葉。


この言葉が私の長い、長い恐怖へのトラウマの克服を完結してくれました。これはすごいパワーワードだったと思います。本当にこれからの人生を変えるすごい言葉と出会ったと感じています。

しかしそれは占いのように実体がなく数値化されず、ある日の偶然とタイミングと自分のアンテナで気づくから、それまであきらめないで情報収集し、自己研鑽することが大事なんですね。

そして年齢を重ねるという事は、少しづつ、自分が完成体に近づいていくということなんですね。そしてそれを楽しむことが最も大切だと実感しました。

皆さん、ここまで読んでくださって、大切な時間をくださって、本当に心からありがとうございます。めちゃくちゃ嬉しいです。

そして今日のこの記事がどなたかの生きるヒントになったり、お役に立つことができたら本当に嬉しいです。