memo1389

初めまして。memoです。monoではないです。 まさかidが名前になるとは思っておら…

memo1389

初めまして。memoです。monoではないです。 まさかidが名前になるとは思っておらず、自分でも驚いています。 何か書いていく予定。🗒

最近の記事

世界に愛してると伝えるより、近くにいる人に愛してるを伝えたい。

    • コーンスープってしあわせの味なんだって。

      冷たい心を、天気が表してくれたかのように 雨が降り続いている。 私、振られたんだ……。 涙なんて出てこなかった。 コーンスープを持った指先に熱が灯り、 凍りついた心をその熱が溶かしてくれるような気がした。 心臓をギュッと抱き締める。 滲み出るように彼との思い出が溢れ落ちた。 大好きで、酔ったら夢のような話をして、そして叶えようと言ってくれる。やさしくて、私のだいすきな人だった。 泣きそうな私に気付いて会いに来てくれたこと。 なんでわかったの、?って聞いても んーん。っ

      • 梅雨とかき氷

        僕は窓辺にある机の上の乱雑に置かれた資料をまとめようと椅子に座り、マーカーを持ったまま窓に滴る雨水と、窓から見える木に雨が当たっている様子を眺めていた。 ぼつぼつ____ さあさあ____ そしてするすると滴り落ちる雨。 窓に滴る雨水はそのまま流れるかと思いきや、 ぷよぷよという人気作のゲームのように雨粒同士が繋がり、そしてスピードを増してまた下へ落ちていく。 なんだかそんな不規則な点と点が繋がる様子が、星座みたいだな、と思った。 いやいやいや資料をまとめなくちゃ。 そ

        • 用紙に詰まった一枚の幸せ。

          先日書いて投稿させて頂いた『月に溶けるチョコレート』。 その作品を読んで下さった方から、感想を頂けて、それがとても嬉しかったので残させて下さい。 これは、『誰の為か』と問われたら 「私の為」と答えます。 感想をくださった方からの掲載許可は頂いております。 では、頂いた感想がこちらになります。 ・ ・ ・ 本当にありがとうございます。 こうして届けてくださった事も、言葉に書き記してくださった事も。 そして、月に溶けるチョコレートは、 甘くて、甘酸っぱいソースがとろっと入

        世界に愛してると伝えるより、近くにいる人に愛してるを伝えたい。

          月に溶けるチョコレート

          「愛って。なんだと思う?」 仕事終わり、イルミネーションの様に着飾っている街を歩きながら私の部下〈佐栁〉が言った。 「ねぇえ、先輩。 愛ってなんだと思いますか?」 「知らないよ。急に何言い出すの。」 佐栁の額にデコピンをする。 「いったぁ…。んもう、先輩はこういう話興味ないですよね〜。少しは興味もったらいいのに…。」 「そういうのは他人〈ひと〉から言われて、抱くもんじゃないの。」 「でもでも!私は先輩とこういう話がしたいんですっ!可愛い後輩のためだと思って…!ねっ?」

          月に溶けるチョコレート

          関係性を築く中で、ほんの些細な見落としてしまいそうな幸せに気付く。

          関係性を築く中で、ほんの些細な見落としてしまいそうな幸せに気付く。

          一つの文、例えば 「明日の天気は晴れだって。」。 そんな誰かがどこかで言っているような言葉をお題にして、 誰かとそのお題の言葉を使ったシーンを書いてみたいな。 人によって言葉の受け取り方が違うように、同じ言葉を使っても違う世界が生まれるから。その世界を私は覗いてみたい。

          一つの文、例えば 「明日の天気は晴れだって。」。 そんな誰かがどこかで言っているような言葉をお題にして、 誰かとそのお題の言葉を使ったシーンを書いてみたいな。 人によって言葉の受け取り方が違うように、同じ言葉を使っても違う世界が生まれるから。その世界を私は覗いてみたい。

          蠱惑的な夏

          ジー…と蝉の鳴く声が聞こえる中、 彼女はタンクトップに短パンという実に真夏の子供といった服装で扇風機の前に座って声を出していた。 耳に馴染んだ彼女の声が 扇風機の風に揺られ、普段では聞けない音色になっている。 「…小学生の夏休み。」 「そこ!聞こえてますよ!」 扇風機に向けていた顔が こちらに向いた。 彼女の髪が風にのって、首筋が見える。 「近所の人にスイカ貰ったんだけど後で食べる?」 「食べる!!」 「じゃあ冷やしておくから。」 「わーい!ありがとー!」 汗が浮か

          蠱惑的な夏

          自分の作品が本になる。

          渡り梟の語り屋様からお誘いを頂き、 この度参加させて頂きました。 『雛鳥はいつか青い空を見る』。 素敵な紹介文も書いて頂けたので是非引用元に飛んで読んでみてください📕 まだまだ素敵な作品が紹介されていきますので、 楽しみに待っていてくださると嬉しいです🕊𓈒 𓂂𓏸 この度は素敵な企画にお誘い頂きありがとうございました🙇‍♀️

          自分の作品が本になる。

          冷えた缶コーヒー

          「こんなこと続けて意味なんてあるのかな。」 満月の夜、二人で歩いて、温かい缶コーヒーを持ちながら話していたら彼が突然こんなことを言ってきた。 「え、なに突然」 彼の言葉に心臓が切り刻まれたような痛みを感じたがそれを表に出さないように笑って応える。 「君を好きって気持ちはある。安心もする。だけど、ぶつかってばかりでその度に泣くじゃん。」 「泣くじゃん、ってなに。私だって好きで泣いてるんじゃない。貴方が」 「ほら今だって。」 言葉が詰まる。もう既に泣きそうだ。 こんな話をしよ

          冷えた缶コーヒー

          零れ落ちた灰かぶり

          ベランダに出ると、 肌を撫でるようなひんやりとした冷たい風。そして、真っ黒な空の中に点々とある星が目に映る。 空に溶け込みたい。 そう思って空に手を伸ばしてみた。 だけど、そんな事出来るはずもなく、 「はぁ…。」と落胆の息を吐く。 子供の頃に思い描いてたなんでも出来る自分とはかけ離れた自分になっている事につい思いを巡らせた。 月を捕まえたあの日。 水面に浮かぶ月を見惚れるように眺めてたあの頃の自分。 私はもう月どころか星も掴めなくなったよ。 なんて、子供の頃の自分に言い

          零れ落ちた灰かぶり

          今日でnoteを登録して一年だそうです。 ほぼ更新しておりませんが、それでも繋がっていてくださる方、記事を読んでくださる方本当にありがとうございます🙇‍♀️

          今日でnoteを登録して一年だそうです。 ほぼ更新しておりませんが、それでも繋がっていてくださる方、記事を読んでくださる方本当にありがとうございます🙇‍♀️

          本当に嬉しくて、光栄なことをお誘い頂けて。苦悩も勿論したけれど、楽しくて。 書いてる時も、本当に有難いよね、って自分と会話をして。 まだ気持ちが早いけれど、本当にありがとうございます。 なんのことかわからないかもしれませんが、いつか報告したいです。

          本当に嬉しくて、光栄なことをお誘い頂けて。苦悩も勿論したけれど、楽しくて。 書いてる時も、本当に有難いよね、って自分と会話をして。 まだ気持ちが早いけれど、本当にありがとうございます。 なんのことかわからないかもしれませんが、いつか報告したいです。

          死にたいと思う日も、苦しくて息が出来なくなった日も死へと私は向かえず、生きてきたんだ。 だからこの生が何処まで続くのか、それを見届けよう。

          死にたいと思う日も、苦しくて息が出来なくなった日も死へと私は向かえず、生きてきたんだ。 だからこの生が何処まで続くのか、それを見届けよう。

          世界に一輪だけの貴方の花。咲かせてみませんか。

          お久し振りです。memoです。 即興で書いたら止まらなくなってしまいました。 もし良ければ全て、花言葉に関連しているのでどの子がどの花のことなのか調べてみてください。 初めに決めてた事は出だしの分と、花に味があるということだけ。そこからこうなるとは自分でもびっくりしてます。少しでも気に入って頂けたら嬉しいです。 ヒースは一華にとっての悪でいこうと思ったのですが、悪になりきれませんでしたね。 書いていたらこんな時間。 朝から早いのでもう寝ます。起きれるよう頑張ります。で

          世界に一輪だけの貴方の花。咲かせてみませんか。

          毎日作品を投稿するのは難しそうでした。アイディアが浮かんでこない。言葉も浮かんでこない。 なので、毎日投稿してる人は本当に凄い。 頭の中の言葉を吐き出して、整理したり伝えたりする。とても格好良いです。

          毎日作品を投稿するのは難しそうでした。アイディアが浮かんでこない。言葉も浮かんでこない。 なので、毎日投稿してる人は本当に凄い。 頭の中の言葉を吐き出して、整理したり伝えたりする。とても格好良いです。