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良い問いを創るコトづくり - 対話のきっかけをつくるnote

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朝活で真剣に、カフェやランチタイムに気軽に、バーでじっくりと、もちろんオンラインでも。そんな対話をしてみたいテーマを集めたnote、その時の気分によって入れ替わります
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記事一覧

年末に自分を閉じ込めている「壁」について考える

プロジェクトデザイナーを名乗っている柏木です。また所属しているNHN PlayArtでは、プロジェクトマネージャーやPMO(プロジェクトマネジメントオフィス)として様々なプロジェクトを推進・支援しています。難しい案件は割と好物です。また2021年9月からコーポレートエバンジェリストもやっています。 2021年、Filament / QUMZINEさんとの関係を振り返ると、公式雑談タイム「フィーカ」に呼ばれ「プロジェクトを通してリーダーを育てる!」という話しを熱く語ったら見事

企画書の書き方

「企画書」とは何かを行うときや作るときに、自分の考えた内容を、実行に移すための具体的な計画を記載した書類のことを言います。1つのプロジェクトを行うには、たくさん準備をしなければなりません。 身近な例を挙げて「飲み会」を開くとしましょう。そのためには参加者、開催場所、開催時間、予算、会費、所要時間などを決めなければなりません。これらの具体的な内容を決めることを「企画」と言い、それを書面にしたものが「企画書」となります。 5つの心構え・基本は自分の作りたいものの形が相手に伝わ

プロダクトマネージャー(PdM)とは何か? - 役割の考察 -

2年半前に書いたnote「プロダクトマネージャー(PdM)の職責の考察」。今でも読まれています。当時の私は、プロダクトマネージャー(PdM)という職業がプロジェクトマネージャー(PM)やUXデザイナーと同等くらいの認知になるのでは?と妄想していましたが、まだまだそこまでは至っていない感覚です。あくまで私の感想です。 例えプロダクトマネージャー(PdM)という職種名の認知が広がらなくても、担うべき役割・職責が理解され、活躍できるような状況にすることは非常に大事な事と考えていま

プロジェクトマネージャー(PM)とは何か?- 役割の考察 -

境界線が極めて曖昧に語られているプロジェクトマネージャー(PM)とプロダクトマネジャー(PdM)の比較を行うことで、プロダクトマネジャー(PdM)の職責の解像度をあげていきたい。その先には私が2017年から名乗っている新しい職種、プロジェクトデザイナー( Project Designer )の解像度をあげていく為でもあります。 プロダクトマネジャー(PdM)についてはこちら プロジェクトマネージャー(PM)が担うべき役割とは何か?プロジェクトマネージャー(PM)ととは何か

プロジェクトデザイナーの役割とフレームワークの考察

プロジェクトデザイナーという職業を広めようと、自ら領域を定義してフレームワークを開発し、様々なプロジェクトに関わってきました。 プロジェクトデザイナーは何をする仕事か?プロジェクトデザイナーはプロジェクトをデザインする。文字通りデザイナーなので「目に見えるアウトプット」が価値。 最初に考えたプロジェクトデザイナーの役割(コンセプト) プロジェクトの初期段階で、多様な関係者間で”様々なことがズレている”とうまく行きません。そのズレを限りなく小さくする役割がプロジェクトデザ

現場の生の声に触れる - 問題意識を共有する会

私はプロジェクトデザイナーを名乗ってます。 プロジェクトデザイナーの役割は「プロジェクトの初期段階において、経営と現場の"様々なズレ"をなくすために、2つのデザイン側面(設計のDESIGN、意匠のdesign)から整理した絵を描くこと」 プロジェクトデザイナーとして活動をするために大事にしていることの1つに1次情報へのアクセス「現場の生の声に触れる」ことです。 現場の生の声に触れるとは?様々な言葉、業界固有の言葉を前後の文脈も含めて生の声で聞ける。 雑談のネタが仕入れ

プロジェクトをデザインするフレームワークを考える

プロジェクトをデザインの力で”楽しくて面白くて”、”推進力が上がって”、”成功確率も上がる”。 そんなプロジェクトデザイナーの方法論の体系化を進めています。 プロジェクトの地図を描く 最初は白地図から始まります。何処にいくのか?いま何処にいるのか?道はあるのか?難所はどこか?地図の縮尺はどのくらいか? プロジェクトの地図の解像度を上げていく。最初は解像度が粗く曖昧な部分が多い、この視点を受け入れることが大事です。 プロジェクトの地図を描く行為そのものが、プロジェクト

組織図のない職場にエフェクチュエーション理論の応用を

ソニックガーデンの倉貫義人さんと組織のネコナイトの仲山進也さんの「雑な相談」をするポッドキャスト『ザッソウラジオ』。木村祥一郎さん会「組織図の無い話し」の考え方が面白かったので、私が設計したGPTs「エフェクチュエーション記事執筆の伴走AI(β4)」と対話をしながら「組織図のない時代のプロジェクトマネジメント:エフェクチュエーション理論の適用」というnoteを50%くらい書いてみた。残りは自分で修正。 logmi「なぜ「組織図」は作った瞬間から劣化するのか?組織図を作るデメ

AIを活用したワークショップの概念拡張について、7つの構想 - コンセプト編

AIを用いたワークショップの概念拡張についてのnoteです。単純な作業の効率化だけでなく、ワークショップのデメリットの解消や、人間の能力ではできない部分を補完することで、ワークショップ常識を見直し限界を突破するための7つの構想を書いていきます。 noteは2部構成で、本noteの「コンセプト編」、そして興味を持ってくれた方々とディスカッションを行うための「ディスカッション資料編」となっています。 「ディスカッション資料編」ChatGPTをあまり触っていない人向けの捕捉資料

多様性について考えた一日

富田直美さんが主宰の富田考力塾。定期的に毎月第4日曜日の前日の土曜日 16~18時の2時間開催しています。(最近はZOOMでの開催) 本日3/26(土)のテーマは多様性 事前に考えておいて、可能ならメールで返事くださいとのこと。 で私が事前に提出したのはこちら 私が考える「多様性」について。 多様性とは「年齢、性別、人種別、嗜好、、、みんな違って良い」など、ただの「属性」の話しではなく、また「多様性を受け入れよう」という単純な話しではない。 その人はどんな視点・視座

Miroを使ったワークショップ - オンラインを前提とした複数の人とアイデアを効率的に探索する方法

オンラインを前提とした複数の人とアイデアを効率的に探索する方法、リモートワーク前提のプロジェクトワークでは特に需要があるだろうと試行錯誤を2年ほど前から繰り返しておりました。 当初はGoogleスライドやGoogleスプレッドシートを中心に、さらにSlackで進めるためにテキストのみでアイデアを伝え洗練する方法を模索していました。ですが思い描くイメージとの乖離が大きい。 しかし最近miroを本格的に使い始め、さらに「Miroでカンファレンス会場をつくろうプロジェクト」を開

新産業共創エコシステムにおける組織と越境人材の役割について - Industry-Up Day Keynote 1 ほぼ書き起こし

SUNDRED株式会社と経済産業省関東経済産業局との共催で2021年9月10日-19日の10日間開催の「Industry-Up Week Autumn 2021」 有給をとって朝から視聴。初日のキーノート1「新産業共創エコシステムにおける組織と越境人材の役割について」こちら、内容が非常に素晴らしく、色々な人に広めたい。しっかりと整理・言語化しておこう!とnoteの執筆をはじめました。動画を見ながら執筆作業、サマリーの予定が”ほぼ書き起こし”に、、大事なポイントが沢山あるので

ワークショップ終了後の成果を意識しながら、プログラムデザインをしている。

過去のnoteを再編集しています。 最近依頼が来た講演会はワークショップスタイル。一方的な講演ではなく参加者とのコミニケーションデザインが重要だ。2017年のタキザワケイタさんの記事が整理の役にたつ。 大企業が陥る、ワークショップの落とし穴とは?タキザワケイタさんに聞く 1. 参加者のモチベーション・会社として本気で取り組んでいるメッセージを発し、いかに参加者のモチベーションを高く保てるか。 ・ステークホルダーをどこまで巻き込めるか。 ・特別感を情勢できるか。 2.

自分の”働き方”は自分でデザインする時代。自分ファシリテーションでworkstyleを考える。そのステップを公開

年の功なのか、そんな雰囲気をもっているのか、よく分からないけど「働き方についてモヤモヤしている人」から軽い感じで相談をうける機会が結構あります。最近は在宅ワーク中心なのでかなり減りましたけどね。 正確な人数は数えていないけど、2018年の春くらいから数えて200〜300人くらいには話した内容です。(もっと多いかも)。途中までメモで人数把握していたけど途中でやめた。 2018年の春あたりは相談を立て続けに受けた。おそらくは偶然でも何でもなく、自分自身で「働き方のデザイン」を