マガジンのカバー画像

企画者の思考法

61
企画者の心得、企画の作法、企画者のマネジメントなどの記事を整理
運営しているクリエイター

2021年3月の記事一覧

「すぐ結果だせ」を分解して考える

「Q思考」を読んでいる。 「早い結果」を求めると、疑問が抜け落ちるたとえば「リーン・スタートアップ」運動のパイオニアで、企業や起業家に機敏で柔軟なアプローチをどう取り入れるかを教えているエリック・リースは、これまで私たちの社会では、「問い」ではなく「答え」を出すことにインセンティブが働くシステムが築かれてきたと指摘する。 「これまでの産業経済では、答えを見つけることと自信を示すこと、それがすべてでした」とリースは説明する。「やるべきことをやれば答えがわかるはずだ、疑問があ

企画に必要な資料は何か?

企画に必要な資料を「理解と判断と決断」の軸で考えるのが本日のnote 企画書、相手に「理解」して欲しい場合は、あれもこれも付け加えたくなる。アイデア、事例、とにかく沢山。 「判断」は複数のなかから間違えないように「正解」を選ぶこと。「判断」してもらうための鉄板は比較資料。 「決断」は一長一短の中から選ぶこと。「決断」してもらうための鉄板は、メリット / デメリットの記載。